正しい形を教えているのに上達しない生徒に見られる
5つの要素の解決策。
前回までの5回シリーズでお届けしました。
今回はまとめです。
プロのバレエダンサーとして活躍するために、
バレエテクニック以外で必要な5つの要素。
1. 音楽性
2. 深部感覚
3. 柔軟性
4. コーディネーション能力
5. 個性(バレエに向き合う姿勢)
上記の解決策のまとめです。
●まとめ1
1. 音楽性:教師の音楽性が必須。リズム音痴の人は、鍛える。
2. 深部感覚:トレーナーに外部委託
3. 柔軟性:バレエ教師に生理学の知識がないなら、トレーナーに外部委託
4. コーディネーション能力:トレーナーに外部委託
5. 個性(バレエに向き合う姿勢):人の話が聞けない生徒には、家庭でのしつけ
いかがでしょう?
このように線引をすると、教師が強化しなくてはならない部分がはっきりとします。
●まとめ2
教師に必要な要素は、
「教授法と音楽性」
それ以外は、外部委託。
この環境で、生徒は上達する。
という構図になります。
外部委託先を持ち合わせていない場合は、
何とかして優秀なトレーナーさんを探して下さい。
トレーナーさんとの人脈も指導力の一つです。
ネット検索しても、見つかるはずです。
問題を見つけ出し、
その問題を分析し、
解決策を提示する。
これが生徒を上達させる唯一の道です。
教師は、全部独学で指導するという、中途半端な事はせずに、
本来の仕事、バレエの指導力を最大限向上させるべきです。
それが預かっている生徒を最大限上達させる王道です。
私の教室では、バレエの上達に必要な5つの要素のうち、
2. 深部感覚
と
4. コーディネーション能力
を強化するプログラムを提供しています。
どちらもプロとして活動できる専門教育が受けられる指導者養成講座があります。
上記のようにトレーナーさんに依頼するのが理想ですが、
躊躇してしまう人は、きちんとした専門教育が受けられる講座を受けることも
自分の守備範囲を広げる一つの手だと思います。
ちなみに、
私はアンクルトレーナーとバレエ道場師範として認定されております。
それぞれを学ぶことで、
逆にバレエ教授法の輪郭が明確になりました。
興味のある方はクリックしてみてください。
音楽性については、別な機会にご案内いたします。
※参考リンク
2. 深部感覚
4. コーディネーション能力