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肩甲骨は開く?閉じる?どちらが正しいか?

教師によって、表現方法が異なる

「肩甲骨の置き方」

一体どれを信じればいいのだろうか???


バレエトレーニングディレクターの猪野先生との「引き上げバトル」のなかで、
肩甲骨の形がとても大事だという話をしました。

その動画で私は、
「肩甲骨を開いて」と、
間違った表現をしています。

正しくは、
「肩甲骨を寄せて」
でした。
ここで訂正させていただきます。

その肩甲骨に対してとてもおもしろい考察を
パーソナルトレーナーの森脇さんが、「ターンバトル」のなかで語っています。

それは、肩甲骨を寄せると、
「肩甲骨の上の部分は外側に開き、
下の部分は中央に閉じる」

開けと指導する教師は、肩甲骨の上の部分の感覚を指し、
閉じろと指導する教師は、肩甲骨の下の部分の感覚を指している。

とても興味深いお話です。

ですが、
決まった形があれば、
上記のような混乱をまねくような表現は使わなくなります。

肩甲骨の決まった形については、「肩の正しい置き方」をご参照ください。

教師がしなくてはならないことは、
生徒が決められた形を作れるように
指導することです。
決められた形がわかっていれば、手で直せます。

 

「肩甲骨を開いて」
「肩甲骨を閉じて」
という表現は、生徒を混乱させることがあるので、
使用には充分な注意が必要だと思います。

 

肩甲骨を寄せた結果、どういう背中になるかと言いますと…、

こうなります。
これが、バレリーナの背中です。
この背中目指して日々鍛錬あるのみです!

脚注
森脇トレーナーと石島みどりの対談
「ターンの極意と鍛錬」(97分)
猪野トレーナーと石島みどりの対談
「引き上げの弱点はココだ!」(84分)

もくじはこちらからご覧いただけます。
【もくじ】ターンの極意と鍛錬
【もくじ】引き上げの弱点はココだ!

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