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結果を出すという責任の取り方

日本勢が大活躍のリオ五輪。
 
その中でも審美系スポーツに注目。
 
特に今回は、シンクロナイズドスイミングにメダル奪還をもたらした
 
井村監督の言葉に共感しました。
 

猛練習に耐えられない選手が脱落しようが何しようが、
ご自身の信念を貫く監督に励まされました。
 
井村監督自身は、選手の自主性を重んじる指導者に対して下記のように仰っています。
「それはただの無責任ですわ」
 
また、
 「(ハードトレーニングは)あの子たちには合わないかもしれないけど、
こうしなけりゃメダルにいけないんだよということで。
それであの子たちはついてきたと思うんです。
むちゃくちゃ強引にした責任の取り方はメダルを獲らせてやることだから、
責任を果たしたなという気持ちです」
 
シンクロナイズドスイミングでチーム銅メダルを獲得した後のコメントです。
 
ハードなトレーニングが、井村監督の責任の取り方。
 
 
バレエではどうでしょうか?
 
これほどまでに覚悟を決めた指導者がいるだろうか?
仮に、そのような指導者のもとに子供を預ける親御さんがいるだろうか?
ハードな指導に耐えられる子供がいるだろうか?
 
五輪という舞台でメダルを獲得するという
国を挙げての大イベントだから可能なのだろうか?
 
いろんな考えが頭をよぎります。
 
 
ただ、井村監督の姿勢から、学べることは沢山あると感じています。
 
今までに結果を出し続けている監督だからこそのブレない軸、揺るぎない信念。

そういった軸や信念を一貫して、選手に伝えられる形にしたものが法則だと、私は考えます。

この法則を体系付けたものが、バレエでは教授法と考えることができます。

法則があるから、井村監督が選手に課したハードなトレーニングも有効だということです。
 
法則なしのハードトレーニングは、根性は鍛えられるかもしれませんが、結果に繋がるかどうかは怪しい。

それこそ無責任といえます。
 
 
今回のリオ五輪での井村監督から
「教授法を駆使して、生徒たちを成長させなくては!」
と、強く思うことができました。
 
前進あるのみ! です。
 

参考図書

 
 
 
 
 

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