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回転ができない原因を見つける簡単な方法

バレエダンサーは3つの方向を
 
自在に操れるようになるために日々努力を重ねます。
 
でも、なかなかうまく行きませんよね。
 

前後
側方
上下
 
この3つの方向に対する移動を自在に行えるようになると
 
身体の動きの自在度が大幅にアップします。
 
 
前後と上下はそんなに難しくない、と思います。
 
普段の生活でたくさん出てきますから。
 
問題は、側方。
 
普段の生活に、「カニ歩き」は出てきませんものね…。
 
 
私が指導する「バレエ道場」では、アレグロがテーマの時には、
 
必ずラダートレーニングを取り入れています。
 
側方移動の課題をたくさん行いますが、バレエを学んでいる方の中には苦手な方が多いようです。
 
必ずと言ってよいほど、左右差が出ます。
 
例えば、
 
「左方向への移動は問題ないけど、右方向への移動時に上半身が揺れてしまう」
 
どうしてこのようなことが起こるのでしょう?
 
どこに問題があるのでしょう?
 
【移動の法則】
1.前方へは、骨盤から
2.後方へは、肩から
3.側方へは、進行方向の反対側の脇を押すように

 
上記の3つの移動の法則から、側方への移動に注目してみましょう。
 
「左方向への移動は問題ないけど、右方向への移動時に上半身が揺れてしまう」 のは、
 
左側の脇がうまく使えていないから、ということになります。
 
左側の脇が右に比べて弱い、ということですね。
 
これは側方だけでなく、回転系の動きでも顕著に左右差が出ます。
 
回転は、脇の回転方向への送りが大事なので、
 
上記のパターンだと、右回転がうまくいかないということになります。
 
 
私は、身体の専門家ではないので、身体を見て「ここが問題」と見つけることはできません。
 
単純に動きを見て、判断しています。
 
バレエの、動きの法則に照らし合わせてい見ているのです。
 
バレエの法則に照らし合わせると、
 
何が問題なのかわかります。
 
バレエの動きの中で、その問題を解決できる場合もありますし、
 
そうでない場合もあります。
 
バレエの動きの法則を伝えるだけで解決できない場合は、なにか特別なトレーニングが必要かもしれません。
 
身体の鍛え方を熟知しているバレエ教師なら、適切なアドバイスが出来るでしょう。
 
しかし、専門分野でないならば、トレーナーさんに任せる方が賢明です。
 
餅は餅屋。
 
バレエ教師がバレエの法則に磨きをかけると、生徒さんは間違いなく適切なアドバイスにたどり着くことができます。
 
そうした環境が早く整うことを願ってこのブログを書いています。
 
 
※バレエの法則を学びたい方はこちらをご覧ください。
 

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