バットマン・スートゥニュの行い方

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バットマン・スートゥニュのフランス語表記は、

 

Battements Soutenus です。

 

Soutenu の意味は、「支える」。

 

下から何かを支えるという意味です。

 

また流れるようにというニュアンスもありますので、

 

「どこも途切れることなく下から支える」という意味になります。

 

一体どのような動きかイメージできますか?

 

ロシア国立ワガノワ・バレエ・アカデミー1年生が行う、バットマン・スートゥニュについて解説します。

 

●動きの性質

  • 弱まらないでつなげていく動き。

 

●動きの目的

  • 脚の開きと関節の弾力性を発達させる。

 

●動きの法則

  • 両脚から始まり、両脚で終わる。
  • すべての動きは軸脚で立って、片脚で行う。
  • ワガノワ・バレエ・アカデミー1年生で練習するのは、動脚のつま先が床の上に置くやり方のみ。
  • 学年が上がると、動脚を45°、90°、90°以上に上げていく。
  • 第5ポジションから、特別な cou-de-pied (つま先が軸脚の前にある) を通って、方向に出す。と、同時に軸脚は plié。第5ポジション もしくは 第5ポジションの demi-pointe に戻す。
  • 第5ポジションから、Battements tendus で脚を方向に出す。と、同時に軸脚は plié。第5ポジションに戻す。
  • 動きが途切れないように、なめらかに行うことが大切。
  • 上体は常に引き締めて引き上げる。

 

●音取りと動き方

  • 拍子は4/4。伴奏はなめらかな、レガートの曲。1回の動きは1小節で行う。

① (1学年 年度前半 )

  1. 特別な cou-de-pied (※)
  2. 軸脚を plié にしながら動脚を床の上に出す
  3. 第5ポジションに閉じる
  4. そのまま休止(ポジションを確認する)

 

② (1学年 年度後半)

  1. 特別な cou-de-pied (※)
  2. 軸脚を plié にしながら動脚を床の上に出す
  3. demi-pointe の第5ポジションに閉じる
  4. そのまま休止(ポジションを確認する)

 

③ (1学年 年度後半)

  1. 軸脚を plié にしながら動脚を Battements tendus で床の上に出す
  2. demi-pointe の第5ポジションに閉じる
  3. 膝を伸ばしたまま第5ポジション à terré に下ろす
  4. そのまま休止(ポジションを確認する)

※ワガノワ・メソッドでは、つま先が軸脚の前にある cou-de-pied を「特別な cou-de-pied」もしくは「条件付きのcou-de-pied」と表記する。

 

 

●コーディネーション

  • 出る時:動脚は Battements tendus、軸脚は plié。
  • 戻る時:動脚は閉じる、軸脚の膝は伸びる。
  • この2つのコーディネーションは、ワガノワ・バレエ・アカデミー1年生には大変難しい。このコーディネーションを徹底的に身体に叩き込む。

 

 

●よくある間違い

  • plié のときに腰を引いてしまう。
  • demi-pointe に上がる時、戻るときにかかとを後ろに抜いてしまう。
  • 後ろへ出すときに上体を前に倒してしまう。

 

 

●Fondu とのコンビネーションの組み方

  • fondu で動脚を外に出し、soutenu で戻る。
  • このコンビネーションは1年生には大変難しい。似ている動きだが、コーディネーション的に逆の動きなので、その差をしっかり理解していないとこなすことが出来ないコンビネーション。

 

 

「バットマン・スートゥニュの法則」、いかがでしたでしょうか?

 

どうぞ参考になさって下さい。

 

 

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