
2023.5.19(金)に札幌大通公園で開催されている【ライラックまつり】に行ってきました。
英語ではライラックですが、フランス語だとリラですね。
ずっと関東に住んでいたので、リラを実際に見たこともなければ、香りを嗅いだこともない。
これはいかん、ということで行ってきました。(笑)
『眠れる森の美女』の予習として、wakanaさんの「大人バレエ研究所」ブログを読みました。
wakanaさん、ありがとうございます。
とても読みやすい内容で、楽しく読ませていただきました。
さて、本題。
『眠れる森の美女』のプロローグの中で一番好きな役がリラの精です。
私の好きな色が紫ということもあるし、振りも好き。
リラの精のヴァリエーションを何度も指導してきました。
ヴァリエーション指導では、教授法的なアプローチはできるけど、ニュアンスがどうしてもしっくりこないことがあります。
ヨーロッパのおとぎ話、神話、宗教、貴族制度、王政など、理解できないことを挙げていたらキリがないほどです。
海を隔てた遠い国ジパングに生まれ育った私が理解するには努力が必要です。(泣)
札幌に移り住んで、札幌のイベントに参加する意欲に満ち溢れています(笑)
つい先日【ライラックまつり】が開催されていて、リラの精のニュアンスに近づくために行ってきました。
とても愛らしい花。そして色。
衝撃は、香り。
(筆者撮影)
なんと芯の強そうな香りだろうか。
弱々しくも甘ったるくもない。
女性的という表現が似合わないような香りです。
「あ~、この香りを表現するにはどう踊ればいいだろう?」
と、思いました。
そしてこの感覚は指導にも絶対に役立つと思いました。
一次情報をゲット。
リラは北海道にたくさん咲いている花です。
眠れる森の美女の振付家のプティパは台本も担当しています。
プティパはフランス人で、マルセイユ出身ですが、パリにも滞在していたそうです。
フランス人、特にパリジャンにとってのリラはどのような花なのでしょう?
『リラの花咲く頃』と言うと、一番気候のいい時期のことだそうです。
リラの花咲く頃=春の訪れ。心躍る季節❤(シャンソン「リラの花咲く頃」を頭の中で流してみてくださいね。ワクワクします(笑))
フランス人に愛されている花・リラ。
そしてその香り。
フランス人のプティパがイメージしたリラの精は一体どのようなものだったのだろうか。
想像するだけでワクワクします。
イメージが勝手に湧いてくるというものです。
やはり身をもって体験しないと得られないものがあります。
今後も一次情報を増やすためにイベントに積極参加です(笑)
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