2024.9.20のバスターズサロンのテーマは
「大人のバリエーション ありがちな間違い10選」
バレエ教師の立場からあれやこれやと語っていきます。
日本のバレエコンクールではバリエーションの審査時に
その振りのバージョンを指定されることはほとんどないと思います。
これこそが諸悪の根源?かも。。。
例えば、参加者のレベルに合わせて振りが変更されたり、衣装もちぐはぐだったり、なんだか「なんでもあり」な感じです。
ロシア国立バレエアカデミー上級教師の言葉をここで紹介します。
「私自身の考えでは、振りを変えるのは罪だと思います。振りを変えるぐらいなら、そのバリエーションを踊るべきではありません。生徒のレベルに振りを合わせるのではなく、振りに合うように生徒を鍛えるのです。」
そして、ロシア国立ワガノワ・バレエ・アカデミー教授法学科長のマリア・グリバーノワ先生は、
「アカデミーの使命は、プティパの振りを踊れる生徒を育てることです」
このお二人のお話している内容は同じですね。
振りはオリジナルでなくてはいけない。それに合わせて鍛えていく。
日本ではなじみのない考え方かもしれません。
ですが、バレエの本場ロシアでは、この考え方で生徒を鍛えていきます。
そうは言っても~、という嘆きが聞こえてきそうです。
もちろんそうです。上記の捉え方は若いダンサーに対しての厳しさ。
大人はそうは言ってられません。
はい、それについてはバスターズサロンにてお話します。
お楽しみに!!!