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バレエ教師の仕事は「アンシェヌマンを作ること」

ワガノワメソッド教授法を学んで2年ほど経過しました。

 

師事している先生から再三言われている言葉

 

それは

 

「バレエ教師の仕事は各レベルに応じたアンシェヌマンを作ること」

 

これ、なかなか難しいんです。

 

1年生、2年生は全て学び、3年生はアレグロまで学びました。

 

ワガノワメソッドがどのように子どもたちを鍛えていくかというスパンを理解できるようになりました。

 

基本のステップが学年によってどのようにレベルアップしていくか

 

そしてその課題。

 

学年によるステップの応用の度合いと課題

 

この理解は教師にとっては、必要不可欠です。

 

ただ、その理解があっても教師としては不十分です。

 

理解の上に必要なもの

 

それは

 

アンシェヌマンを構成する能力

 

です。

 

アンシェヌマンを構成するのには慣れが必要。

 

師事している先生からはそのように言われています。

 

だから、慣れるまではワガノワの先生のレッスンを完コピするようにとも言われています。

 

だけど、その完コピ、1レッスンしかない。

 

次のレッスンが続かない。

 

そういう思いは教師なら持ちますよね。

 

私はどのようにしているか、というと。

 

ある書籍を利用しています。

 

『100 LESSONS IN CLASSICAL BALLET』BY VERA S. KOSTROVITSKAYA

 

この本には、ワガノワメソッドの8年間のレッスン内容が記載されています。

 

1年生:9レッスン

2年生:8レッスン

3年生:8レッスン

4年生:8レッスン

5年生:8レッスン

6年生:4レッスン

7年生:4レッスン

8年生:4レッスン

(全て足しても100にはなりません(笑))

 

全て英語なので、読み込むのに時間がかかるかもしれませんが、単純な英語なので理解はさほど難しくないと思います。

 

ただ、ワガノワ・バレエ・アカデミーでは、教授法の改定が何度か行われていて、

 

ステップが学年を行き来することがあります。

 

以前の版だと2年生で行っていたステップを3年生で行うなど。

 

この書籍も相当古いので、今のワガノワメソッドとは学び方に違いのあるものがあります。

 

ま、そこは一旦脇に置いても、アンシェヌマンづくりで相当役に立ちます。

 

私は、日本でバレエを教えるなら1年生・2年生・3年生の3学年=初級さえ押さえればいいと思っています。

 

特に大人リーナにはこの3学年で十分です。

 

4年生からは中級になり、相当難しくなります。

 

まずは初級の3学年分のアンシェヌマン作りを目指すことが一つ目のゴールとなります。

 

既に、私は1年生の12レッスン分のアンシェヌマンを組み終えました。

 

カリキュラムにまとめたのでいつでもレッスンで使えます。

 

2年生・3年生は『100〜』を参考にいろいろアレンジしてカリキュラム製作中です。

 

このカリキュラム欲しい方いらっしゃいますか?

 

と言っても、教授法の理解がないと相当教えるのは難しい内容になっています。

 

というのは、『100〜』の本はもう20年ぐらい前に購入して随分と読み込んだつもりでしたが、

 

文字を読むだけでは、情報が足りませんでした。

 

教授法を学ぶようになって、理解が全然できていなかったことに驚かされたんです。

 

教授法はそのぐらい深い。。。

 

海外のバレエ学校で何年もかけて修得する理由はそこにあります。

 

教授法の理解とカリキュラムがあれば鬼に金棒です。

 

興味のある方は私にコンタクトしてくださいね!

 

入り口としてはこちら。

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本イベントは終了いたしました。m(_ _)m
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参考図書:『100 LESSONS IN CLASSICAL BALLET』 VERA S. KOSTROVITSKAYA著

 

 


 

 

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