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バレエ公開レッスンレポート

6月2日(土)に、

ローラン・フォーゲルのバレエ公開レッスン2018

を見学してきました。

プリンセス・グレース・バレエ・アカデミー教師のローラン・フォーゲル先生のレッスンです。

フォーゲル先生は、ジョン・クランコ・スクールでクラシック・バレエ教師の資格を取得されています。

ロシア・メソッド教授法を勉強している私にとっては、ジョン・クランコ・スクールのメソッドに大変興味がありました。

 

レッスン受講するのは、東京シティ・バレエ団のみなさん。

カンパニーレッスンかと思いきや、バリバリのアカデミーレッスンでした。※1

結論から言いますと、

ワガノワの教授法と目指しているところは同じ。表現方法が若干違う

でした。

 

最大の差は、

5番ポジションの重心のかけ方。

ワガノワでは軸脚に重心を多くかけますが、フォーゲル先生は両脚に重心をかけたまま片脚になっていました。

若干の重心移動はあれど、見た目にはほとんどわからない。

それもそのはず、完璧なまでのターンアウトと、脚の長さ。

あれだけのスタイルなら、両脚重心だろうが、軸脚重心だろうが、大差ありません。

 

問題は、脚の長さがさほどでもなく、ターンアウトもさほどでもないダンサーたちの場合。

両脚重心から軸脚一本になると、どうしても上体が前に残るので、出っ尻になります。

 

ここでわかることは、

長〜い脚と完璧なまでのターンアウトがなければ、両脚重心にするなかれ(泣)

その点、軸脚重心のロシア・メソッドは万人に対応しています!

 

フォーゲル先生が重視していたのは次の三つ。

  • 音の取り方
  • アクセントの付け方
  • コーディネーション

これらについて細かく指導していました。本当にアカデミックでした。

 

レッスン後にフォーゲル先生からとても良いお話を伺いました。

ダンサーは普段とても疲れている。

だから、普段のレッスン着はきれいに着こなさなくてはならない。

みすぼらしい格好だと、気分が落ち込む。

身体的に疲れているからこそ、見た目が華やかになるような服装で普段過ごさなくてはならない。

 

芸術を心から愛し、バレエを愛している気持ちが伝わってくるお話でした。

 

脚注※
教えないバレエ教師

 

 


 

 

 

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