「おうちdeバレエ」では、デモンストレーターの動きを見ながら、私の声だけの解説でレッスンが進みます。
そのレッスンで効果が出て、「地元のスタジオの先生に褒められるようになった」というお話を、最近いただきました。
スマホを見るレッスンで、なぜすぐに上達できたのでしょう?
通常のクラシックレッスンは、教師がいるところに出向いてレッスンを受講します。
そこで行われるレッスンは、
- 教師が動きのデモンストレーションをする
- 動かし方の説明をする
- 教師が生徒さんの動きを見る
- 指摘をする
と、
上記のような手順でレッスンが進みます。
「おうちdeバレエ」では、1と2の部分しかありません。
生徒さんが動くところを私は見ていませんので。
ですが、生徒さんの実力が向上する。
なぜ、そんなことが可能なのでしょう?
答えは、ワガノワ・バレエ・アカデミーで教えられているバレエ教授法の中にあります。
ワガノワの教授法では、生徒たちが学ぶ8年間のステップの動かし方・課題・音の取り方などが細かく定義されています。
その中でも私が特に大人の生徒さんに伝えている項目として、
「よく起こる間違い」
というのがあります。
教授法の中には、生徒がどういう間違いを起こしやすいか、ということまで記されているのです。
ですので、その「よく起こる間違い」の部分を伝えれば、間違いは起こりにくくなります。
この項目は大人リーナにとても伝わりやすい項目です。
もちろん、本来の課題の内容を伝えるのも忘れてはいけませんが、
「間違い」の方が伝わりやすいのです。
間違えてから教師に直されるより、先に伝えてしまったほうが早いのです。
「こうならないように注意してくださいね〜」
と、eレッスンでお話しすると、
「指摘のとおりになっていました〜」
というチャットが返ってきます。
よく起こる間違い
強力です。
言葉での説明だけなので、脳を沢山使います。
寝ながら見てても上達するかも。