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レッスンの質が上がり仕事が減ることになったバレエ教師の体の異変

バレエ教師を始めた頃、毎日6時間ぐらいレッスンを担当していました。

その状況が続くうちに、体に異変が起こってきました。

全身のむくみと湿疹で、日常生活もままならないようになりました。

病院での診断は「過度なストレスによるもの」

「このままでは過労死…」

と、不安がよぎりました。

 

そこで私がとった対策は、バレエ教師をスタッフとして迎え入れること。

数名の教師に入っていただき、私の体はだいぶ楽になりました。

ですが、ここでも問題が。

 

その問題とは、

「他の先生が言っていることが、みどり先生と違う」

でした。

 

大問題です。

教師間で会議などもしましたが、教師のレベルによってその受け取り方が違うことや、教師が経験に基づいて発言していることなど、なかなか解決しない問題が残りました。

どうにかしなくては!

 

ここで私がとった行動は、カリキュラムづくりです。

完成までに数年掛かりましたが、今では教師間の指導のレベルが安定しているので、問題はほとんど起きません。

下記に私が作ったオリジナルのカリキュラムの全容をご紹介します。

上記は他教師に担当していただいているクラスです。

私が作成したカリキュラムを各教師が共有しているので、手元に必要なのはレッスンで使う指示書のみです。

担当教師との打ち合わせはほとんどなく、必要なときだけFacebookグループにて確認するのみです。

カリキュラムを使ってどのようにレッスンが進行するかご紹介します。

 

まず、

月の第1週目のレッスンの前に、スタジオ事務室に保管してあるカリキュラム指示書を担当教師が持ち帰ります。

そして指示書に照らし合わせながら、動画にてステップの確認をします。

動画はクラウドに保存してありますので、担当教師は自分の端末で好きな時間に動きの確認をすることができます。

指示書にはメモ欄がありますので、各教師が気になる箇所のメモをとることができます。

 

そして、

実践。

レッスンの最中には、

指示書に書かれている通りにCDのトラックを再生し、ステップのデモンストレーションをします。

ステップの課題・注意点は指示書に書かれていますので、生徒さんにはその言葉をそのまま伝えればレッスンが成立するようになっています。

もちろん担当教師は、生徒の間違った部分を指摘し、その都度指導をするという能力が要求されますが、

指示書に書かれている課題・注意点を述べることで一定の質が保たれたレッスンが進行できるようになっています。

 

子ども用のカリキュラムでは子どもの脳と身体の発達段階に合わせたステップが課題になっています。

低学年以下では楽しく、中学年・高学年では少しレベルの高い動きにチャレンジ。

現代の子どもたちにやる気を起こさせる内容です。

 

 

そして現在進行中のカリキュラムは下記です。

大人クラスでは、学んだロシア・メソッドに則って実践クラスとして、平日の月・水・金で指導しています。

こちらは現在カリキュラムを作成中です。

初級ですべてのステップを各学年クラスで1年かけて学びます。

ロシア・メソッドを教えながら、私の知識も再確認でき、生徒さんにとっても私にとっても学びの多い内容になっています。

 

ロシア・メソッドを教えていて思うのは、

教えるたびに知識に深みが出てくる

ということです。

ロシア・メソッド、本当に奥が深いです。

 

さて、石島オリジナルカリキュラムは販売できる状態になっています。

バレエ教師で指導内容の組立てに困っている方がおられましたら、ご連絡ください。


 

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