今から約3年半前に『おうちdeバレエ団』のオンライン配信がスタートしました。
2018年4月のことです。
初心者と初級の2つのレベルで、各12課のバレエレッスン。
その12課のレッスンを各4回のレッスンに分けて解説していくというものです。
生徒さんのコメントはいつも私の励みになります。
そのコメントで多かったのは、
「私のことを見ていないはずなのに、私の間違いを的確に指摘し、指導するのは、本当にマジックみたいです」
なぜ、見ていない生徒さんの間違いを指摘できるのか?
今から約3年半前に『おうちdeバレエ団』のオンライン配信がスタートしました。
2018年4月のことです。
初心者と初級の2つのレベルで、各12課のバレエレッスン。
その12課のレッスンを各4回のレッスンに分けて解説していくというものです。
生徒さんのコメントはいつも私の励みになります。
そのコメントで多かったのは、
「私のことを見ていないはずなのに、私の間違いを的確に指摘し、指導するのは、本当にマジックみたいです」
なぜ、見ていない生徒さんの間違いを指摘できるのか?
今月の大人バレエのお悩みバスターズサロンのテーマは
『ロシアとイタリアのバレエメソッドの大きな違いについて』
です。
ワクワクするようなテーマです(笑)
このテーマに合わせて、調べることがありました。
Enrico Cecchetti Diploma [DVD]
(エンリコ・チェケッティ・ディプロマ)
で、とにかくたくさん出てきたポーズ
それは、
オファーリングポーズでした。
このポーズはロシア・バレエ・メソッドにはない!!!
どんなポーズかというと…
2021年2月28日 ClubhouseにてMari Yamazaki先生とメソッドの違いについてお話しました。
Mari先生(※1)はRADの教師資格をお持ちの先生。現在はニュージーランドの『Dance for life Academy』(※2)でバレエを教えていらっしゃいます。
RADだけでなくチェケッティメソッドの勉強もなさっているMari先生に「バーでのプリエ、足の踏み変え」についてどういう基準があるのかお聞きしました。
Academy校長のKATHLEEN CURWEN先生(※3)にお聞きしてくださるとの約束をしてくださったMari先生。
答えが返ってきました。
ありがとうございます、Mari先生!
バレエの足ポジション2番のグラン・プリエでは、かかとは床についたままです。
これは、どのメソッドでも同じです。
両足間の広さはメソッドによって差がありますが、グラン・プリエではかかとは上がりません。
グラン・プリエでは、太ももが水平になるまで腰を下げないといけませんが、それができないからと、広い2番で行う人もいます。
メソッドによって、2番の広さは違います。
同じメソッドでも広さが固定されてないなんてこともあります。
なんと、ロシア・バレエ・メソッドで固定されていないんです!
複数のロシア人バレエ教師にバレエを習った方なら少しは感じているかもしれない違和感。
「みなさん違うことを言っている……」
その違和感の正体は一体何なのでしょうか?
ロシア・バレエ・メソッド
この言葉を耳にして最初に受ける印象は何でしょうか?
もしかすると、
かもしれません。
意外と知られていないようですが、
ロシア・バレエ・メソッドは発展し続けています。
バレエを習った方ならきっと夢見るイタリアン・フェッテ。
きれいに且つ正確にできたらどんなに素晴らしいでしょう。
正確に動けるようになるには、正確な指導が必要です。
ところで、イタリアン・フェッテの正確な指導には5つの段階があることをご存知でしょうか?
プリエって、下がって上がる上下の動きだと思っていませんか?
そう、上下運動のプリエは有名ですね。
実は上下運動ではないプリエがあるということをご存知でしょうか?
【ワガノワ・メソッドで学ぶ各学年の課題数】
1年:64
2年:75
3年:85
4年:84
5年:99
6年:68
7年:71
8年:46
計592課題