ローザンヌ国際バレエコンクール2019が終わりました。
若手ダンサーの将来性を審査するというコンクールです。
メソッドを研究していると、若いダンサーの将来を審査するということは大変難しいことだなぁ〜と感じることが少なからずあります。
ローザンヌ国際バレエコンクール2019が終わりました。
若手ダンサーの将来性を審査するというコンクールです。
メソッドを研究していると、若いダンサーの将来を審査するということは大変難しいことだなぁ〜と感じることが少なからずあります。
MARIINSKY II で観た『くるみ割り人形』のマチネ(2018.12.9)の主役は、
今回ワガノワ・バレエ・アカデミー教師再教育プログラムに参加している先生の友人です。

セカンド・ソリストのNadezhda Goncharさん。
そのおかげで、終演後に食事をご一緒する機会を得ることができました。
そのときにとてもおもしろいお話を伺えたので、こちらでご紹介します。
12/1(土)成田からモスクワ、モスクワからサンクトペテルブルクまで、約12時間の長い長いフライトを経て、とうとうワガノワ・バレエ・アカデミーの寮までやってきました。
道中は本当に大変で(笑)、乗り継ぎに間に合わず、次のフライトでは一つ荷物が届かなかったりと、本当に「こんなにもいろいろ起きる?」と思ったぐらいです。
私がロシアバレエメソッドに関わるようになって、見える世界が段階的に違ってきました。
下記の5段階での関わりがあります。
それぞれの段階で見える世界の広さが全然違います。
長いあいだ私に会わなかった生徒たちは、私の教える内容が進歩発展していると言う。
なぜか?それは、新しい手法の作品にじっと注意を向けているためである。
なぜなら、私たちを取り巻く生活、ありとあらゆるものは、成長し、前進しているのであるから。それゆえに、私は皆さんにお勧めする……生活を、芸術を、じっと観察しなさいと
〜『ワガノワのバレエ・レッスン』アグリッピナ・ワガノワ著 21pより〜
私が教授法を師事している先生も
「普段の生活の動きをよく観察して。バレエでは、不自然な移動の仕方はしない。
移動の法則で2つの足が同時に床についてはいけないというのがあるが、これは普段の生活と一緒。
普段歩くときは一歩ずつ出る。一歩出たら次の一歩。普段と全く同じだ」
バレエの動き、生活に落とし込んでみましょう。
私が「解剖学的アプローチのバレエ」を推奨していた時期、
私は、これこそがバレエを志す全ての人を救う正しい道だ、と思っていました。
そこには無知の恐ろしさを知らない傲慢な私が存在していました。
少し長めの冬休みを終え、
今週から大人オープンクラスを再開しています。
冬休みの間に私の指導とは違う動きになってしまった生徒さんがいらっしゃいました。
肋骨閉めて!
と、指導されたことのある方はいらっしゃいますか?
私自身は、殆どありません。
ところが、なぜかこれ最近よく目にします。
そこで、これが本当に従うべき指導かどうか、調べてみました。
Pas de bourrée suivi
Pas de bourrée couru
上記はメソッドによる名称は違えど、同じ動きを指しています。
suivi は、「追う」という意味で、ロシア・メソッドで使う用語です。
couru は、「走る」という意味です。
この2つ、行い方に明らかな違いがあるのをご存知でしょうか。
ロシア・メソッドを学んでいると、
どの段階で、
どの音取りで、
どの動きを行うか、
が明確に示されています。
これに従えば、
自分用のカリキュラムを作ることが可能です。
とても大変なのですが。(泣)