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アンシェヌマン

いつも同じコンビネーションでバレエレッスンしていませんか?

トンベ、パ・ド・ブーレ、グリッサード、グラン・ジュテ

 

日本ではお決まりのグラン・アレグロのコンビネーションです。

 

以前、私が師事していたスラーヴァ先生が

 

「日本ではトンベ、パ・ド・ブーレ、グリッサード、グラン・ジュテしかグラン・アレグロと呼ばないのか?」

 

と、おっしゃっていました。

 

ワガノワ・バレエ・アカデミーを卒業してロシアで踊り、教授法ディプロマをお持ちの先生の目には、

 

日本のバレエ教室でお約束となっている上記コンビネーションが奇異に映っています。

 

なぜ、日本のバレエ教師はこのコンビネーションをお約束のように提示するのでしょうか?

 

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バレエの踊り心は、脚の指導だけでは生まれない

私が大人リーナの生徒さんたちに行っているレッスンでは、必ず踊り心が入ったアンシェヌマンを提示します。

 

例えば、アンシェヌマンの最後に

 

「歩いてポーズを取る」

「手をen dedans-en dehorsで動かす」

「低い第1アラベスクのポーズで終わる」

「顎とともに手でポースを取る」

 

などなど。

 

この踊り心は脚ではなく、上体で表すものです。

 

脚のことだけ考えていたらできない。できな〜い!

 

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バレエの初級・中級と上級の指導は何が違うのか?

コンビネーションを組むのがとても上手な教師がいます。

 

ワガノワ・バレエ・アカデミーなら、

 

シトニコワ先生や、ディアナ・ヴィシニョーワを育てたコワリョーワ先生。

 

多彩な動きを生徒たちに提示するスペシャリストです。

 

ところで、このコンビネーションを組む能力はすべての教師に必要かというと、そうではありません。

 

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グラン・ジュテの手前のステップには、何がある?

バレエを学んだことのある方なら誰もが知っているあのアンシェヌマン。

 

そう、それは、

 

トンベ、パ・ドゥ・ブーレ、グリッサード、グラン・ジュテ

 

初心者でも知っているアンシェヌマンではないでしょうか?

 

「この動きをしないと踊った気がしない」

 

という方もいらっしゃるでしょう。

 

でも、そのアンシェヌマンだけで本当にいいの?

 

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バレエ教師の実力は「レッスンが始まる前」に決まる

レッスン前の準備が大事

私が生徒として、気軽に通っていたオープンクラスでのレッスンで、
よく、同じアンシェヌマンを踊っていたことがあります。
 
その先生が振りつけるグラン・アレグロのアンシェヌマンは、
いつも大体決まったことしかしなかったのです。
 
トンベ・パ・ドゥ・ブーレからグリッサードしてアラベスク、
シャッセからアントルラッセして、
最後はつなぎのステップが入ってのグラン・ジュテ。
 
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