голова は、ガラヴァーと発音します。
ロシア語で「頭」という意味です。
ワガノワメソッドでは学年が上がれば上がるほど、頭を大きく使うので、教師は良く голова!!! と叫んでいます。(笑)
この голова 一つとっても、教授法では何を重要視しているのかが見て取れます。
教授法は何のために存在するのでしょうか?
私の師匠のスラーヴァ先生は、
同じことを同じ瞬間に、教師と生徒の両者が考えられるようにするために存在する
と仰られています。
共通言語ということです。
初級の段階ではセンテンスで教えます。
1年はとても丁寧にたくさん説明する必要があります。
2年3年と学年が上がれば上がるほど、短いセンテンスになります。
そして高学年になると、一言しか言いません。
学年が上がるごとに、徐々に説明が少なくなるので単語だけで済ますことになります。
だから、голова の一言で生徒はすぐに反応し、修正をしていきます。
1年生ではゆっくりなテンポでカウント多めで考える時間がたっぷりあります。
動きながらゆっくり考えます。
2年になると、1年生よりも考える時間が減っていきます。
3年はもっと減っていきます。
そして高学年あたりでは、考えなくても動けるようになっていきます。
ですが、修正するべき部分はどうして出てくるので、教師は一言で修正を促すわけです。
考える暇なんかありません。
ほぼ条件反射に近いです。
動画サイトなどの高学年の指導を見て、「なんだ、指導なんてほとんどしていないじゃん!」なんて、思っては行けません。
8年掛けて単語一つで修正できるようにシステム化されているのですから。
8年のプロセスを甘く見ては行けません。
中級以上のレッスンだけ見て、初級で学んだ膨大な知識が見えるわけ無いですね。
これも留学が不利になる原因の一つです。構造的なものです。
本人の努力とか能力とは関係がありません。
だから、1年生から言葉でしっかり説明を受けておくことが大事なんです。
だから、1年生のレッスンは踊り以前な内容になるんです。
踊ってないから、動いてないから、と軽く見ている人は勘違いも甚だしい。
けど、おそらく当人はそれに気づかないでしょう。
今週のバスターズサロンのテーマはターンアウト。
このターンアウトに対して指導言語がどのように変化していくのか興味深くありませんか?
サロンでいろいろとお話できると思います。
10月16日(金)[毎月第三金曜日]
21:30~ 表サロン(無料)
(YouTube版は22:00まで)
22:15~ 裏サロン(有料)
視聴の詳細はこちらをご覧ください。







