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総合芸術としてのメイク

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バレエのメイクは、普段のメイクよりも濃くします。

理由は、

遠くの観客にも顔の陰影が分かるようにしなくてはいけないし、舞台上ではライトが沢山あたるので、光りに飛ばされない陰影も作る必要があるので。

ポイントは陰影。

乗せる色やタイツについてもお話します。


まずは陰影について。

メイクを学ばずに塗ると、やってしまいがちなパターンがあります。

それは、ファンデーションをただ塗りたくって、目は真っ青に色づけして、まるでお化けみたいなメイク。

そんなメイクを見たら、怖くて逃げ出したくなりますから要注意です。

遠くの客席から見たら、「青い目のお化けが踊っている…」と、思われるかもしれません。

西洋人に比べて凹凸のない日本人の顔には、陰影づくりは色を塗ることよりも大切な要素です。

陰影づくりをしっかりと行っていれば、色をさほど入れなくても十分に舞台で映えるメイクになります。

陰影はファンデーションの後のホワイトの入れ方で作れます。

陰影づくりについて学びたい方は、バレエショップが行っているメイク講習を受けられるのが良いと思います。

続いて、色選び。

アイシャドウの色選びは衣装の色を乗せるのが基本です。

ブルーの衣装なら、アイシャドウもブルー。

紫の衣装なら、アイシャドウも紫。

年齢によって、紫のアイシャドウが大人っぽすぎる場合は、目尻に紫を乗せ、アイシャドウはブルー。

ブルーはアイシャドウの定番カラーなので、これは失敗がありません。

ブルーでも1色使いはお化けに見えちゃうので、目尻にアイシャドウよりも濃い色を乗せます。

これで、はっきりとした目の印象をあたえることが出来ます。

チークは3パターンで選びます。

1. お姫様
2. 村娘
3. キトリ

お姫様のチークはピンク系。

村娘のチークはオレンジ系。

キトリのチークはブラウン系。

お姫様は外出が少なく、肌が焼けないので、色白。だからピンクがよく似合います。

村娘は外で仕事をするので、肌がちょっと焼けていますね。だからオレンジ。

キトリは太陽の下で思いっきり日焼けしているイメージ。だからブラウン。

この色選びは、タイツを選ぶ際も重要なポイントです。

その役柄の背景となる舞台設定によって、タイツ選びも変わります。

踊りだけでは、芸術にはなりません。

バレエは総合芸術なので、メイクや衣装、タイツなど、全ての要素を、作品が持つ性格に合わせる必要があります。

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