
アッサンブレを行う際、
「高く跳んで!」
と指導されたことはありますか?
通常、ジャンプは高く跳ぶものですが、アッサンブレではどのくらい跳べば良いのでしょうか?
バレエの法則では、高さが具体的に指定されています。
まずは、ワガノワ・バレエ・アカデミー1年生のアッサンブレを見てみましょう。
投げ出した脚をすぐに5番ポジションに戻してしまうので、どのくらい跳んだのかあまりはっきりしませんね。
スロー再生で再生すると分かるかもしれません。ぜひスロー再生で。
バレエの法則では、
アッサンブレの軸脚が跳ぶ高さは、
「投げ出した脚のつま先から床までの距離を跳ぶ」
と、なっています。
ですから、バレエを習い始めた生徒には、動脚を高くさせずに、25度位に留めます。
25度で出した脚のつま先から床までは大体10センチ位でしょうか。
これに合わせて軸脚は10センチ跳びます。
動画での1年生の生徒は、軸脚を25度位に抑えて跳んでいました。
学年が上がるに連れて、動脚を45度の高さまで上げていきます。
軸脚で跳ぶ高さも高くなります。
こうやって、難易度を上げていきます。
生徒によって、脚の長さがまちまちなので、全員10センチ!とはなりません。
動脚の高さで、軸脚で跳ぶ高さが決まる。
簡潔明瞭です。
バレエの法則を知っていれば、どのレベルでも適切な指導が出来ます。
生徒さんであれば、実施で悩まずに済みます。
追伸
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