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やはりそれなりの改訳が必要?

以前参加したワークショップで気になった事がありました。

それは、超有名バレリーナのワークショップでした。

彼女のデモンストレーションは本当に美しく、レッスンも知的でなおかつユーモアがあって、本当に引きこまれました。


彼女はバリバリのロシア・メソッドで教えていましたので、

参加者の中には、そのメソッドにてこずっている生徒もちらほらいました。

彼女の指摘は、とにかく

「教科書通り」

です。

当たり前です。

彼女自身が見せるデモンストレーションはとっても美しく、非の打ち所がありません。

身体条件も能力もばっちりロシア・メソッドの申し子。

問題は、

受講者の身体条件と能力がロシア・メソッドに適していないというところです。

それもそのはず、

ワガノワ・バレエ・アカデミーでは身体条件と能力で生徒を選抜し、

メソッドに合致した身体を持った生徒のみが入学を許可されます。

厳しい条件を備えた生徒が集まっていますので、

教える方も、教えられる方も無理がないわけですね。

出来ないとしたら本人の努力がたりないから、

という理由が成立するわけです。

そういう厳しい審査を通っていない日本のバレエ教室の生徒さんは、

ロシア・メソッドをどのように捉えれば良いのでしょうか?

答えは簡単。

「自分に合わせて改訳する」

これしかありまません。

「言うは易く行うは難し」の世界に突入ですね。

先ほどのワークショップの講師の発言をそのまま取り入れると

前提条件の差から、やはりどうしても実行不能な部分が出てくるのです。

例えば、「肩をもっと開いて」と言われても

骨の構造上、それが出来ない生徒もいるわけです。

無理に肩を開くと、腰が反ってしまうこともあります。

そういう場合は、

先生の要求の半分程度に肩を開き、腰が反らない程度に抑える、

という改訳が必要になってくるのです。

どの世界でもそうですが、一流の人たちの前提条件は、

私達一般人にとってはとてもハードルの高いものです。

その前提条件をクリアできれば問題ないでしょうが、

そうは、簡単に事は運びません。

やはり、自分の実力・身体条件・身体能力を考慮しながら

最善の方法を模索していくしかないと思います。

バレエのワークショップを受講して、プロと自分の何が違うのかを

目の当たりにするだけでも相当な収穫があるはずです。

その違いを埋めるためには、

自分に合った体の作り方・使い方を手に入れるしかありません。

一度それを手に入れられたら

どんなメソッドでも対応できるようになります。

まずは、

自分のポテンシャルを上げる努力をしてみましょう。

そのために何が出来るか、何をしているか、が大事。

単にバレエのレッスンを繰り返している場合ではないですね。

参考図書

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