
『おうちdeバレエ団ロシア版』の収録に向けて
デモンストレーターのダンサーによるレッスンデモ動画の撮影を続けてきました。
つい先日ロシアメソッド1、2年生のデモンストレーション撮影が終了しました。
やっと完成!!!
3年生は撮り直しなどが残っているので、完成はまだ先です。
収録、大変でしたが収穫が多く、本当に勉強になりました。
収録に向けて、まず一番最初に行ったのはコンビネーション作りです。
各学年12回分のレッスン構成を考え、コンビネーションを組みました。
コンビネーションの動かし方を精査するために、アカデミーの年度末テストの動画をとにかく沢山見ました。
その動画を見ながら、正しい動かし方や目線の付け方などを教授法に照らし合わせて行きました。
この作業がとても大変でした。
デモンストレーションの収録時は気づかなかったことも、編集過程でニュアンスの違いなどを見つけ、
撮り直しを繰り返す。
- 撮影現場ではデモンストレーション収録前に動かし方を確認し、
- 編集時にも確認し、
- 撮り直し時にも確認し、
こうやって何度も確認作業を繰り返すうちに、
教授法的な理解度が格段に上がりました。
『おうちdeバレエ団ロシア版』を心待ちにしてくださっている生徒さんには、より良いものを提供したいですからね。
何度も撮り直す過程で、私の理解度もアップするという
嬉しい現象です。
理解していたつもりの状態から、使える状態まで理解が深められた感じ。
これは本当にありがたいことです。
学んだだけでは見えない世界がそこにはあるんですね。
インプットで得られた(つもり)の理解からアウトプットすることで初めて得られる理解。
生徒さんへの指導は教師にとってはアウトプットですから、この段階まで進めておかないと実際のレッスンでは役に立たないんです。
私は『ロシアバレエe予備校』でバレエ教師の方にも指導させていただいているのですが、
受講生(バレエ教師)にもこの段階まで進んでもらいたいと思っています。
講義を聞いて分かったつもりにならないでいただきたいんです。
それは単なる頭でっかちに過ぎないから。
アウトプットを通して理解をモノにしてから指導していただきたいんです。
生徒さんに提供すべきは、それです。
話が逸れました。
まずは自分からということでまさにそれを実践中です。
その結果、今回収録した動画の完成度は本当に高くなりました。
スタジオ生にデモンストレーション動画を見ていただくと、
「あまりの美しさにうっとりして振りが入ってきません。(笑)」
という嬉しい悲鳴が。(笑)
今後もこのような活動を続けるつもりです。
生徒さんには極限まで正しい動かし方によるデモンストレーションを提供でき、
教師(私)は更に教授法的にレベルアップができる。
レッスンを通して双方とも高め合える関係が構築できて本当に嬉しいです。
実は、収録を終えた動画を使ってすでに次の段階に進んでいます。
今回収録したロシア版のデモンストレーション動画をお見せしながら私が解説を加える形式でレッスンが進行するという動画(長い。笑)。
そういうスタイル(おうちdeバレエ団スタイル)のレッスン動画を現在収録しています。
・ロシアバレエ教授法の教科書に極限まで近づけたデモンストレーション動画
・振り覚えがいらないデモンストレーション動画(見ながら動けばいいので)
・あまりの美しさにうっとりしてしまうデモンストレーション動画(笑)
・それでも上達できるように教授法に則った解説を加える(笑)
そんな唯一無二のレッスン動画
『おうちdeバレエ団ロシア版』
もう少しお待ち下さい。
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