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バレエ教授法は、コンビネーションを通して理解される

ロシアバレエe予備校の校長をしています。

 

何を教えているかというと、、、

 

0 上体、手のポジション、足のポジション
1 plié
2-1 Battements tendus
2-2 Battements tendus
3 Battements tendus,demi-plié
4 Battements tendus jeté
5 Battements tendus jeté,demi-plié
6 pour le pied/pour batteries
7 Battements tendus jetés piqués
8 Rond de jambe par terre関連(1年のみ)
9 Rond de jambe par terre
10 Rond de jambe 45°~90°
11 cou-de-pied/retiré
12-1 Battements fondus
12-2 Battements fondus
13 Double battements fondus
14 Battements frappés
15 Petit battements sur le cou-de-pied
16 Battements double frappés
17 Battements soutenu
18-1 Détourné
18-2 Détourné
19 Soutenu en tournant
20 Coupé
21 Pas tombé
22 Rond de jambe en l’air
23 Temps relevé
24 Battements relevé lent
25 Battements développés
26 Battements développés passé
27 Attitude croisé et effacé
28-1 Grands battements jetés
28-2 Grands battements jetés
29 Relevé
30 Flic-flac
31-1 Port de bras
31-2 Port de bras
32-1 Pas de bourrée
32-2 Pas de bourrée
32-3 Pas de bourrée
33 pas de bourrée suivi
34 Pas couru
35 Fouetté
36-1 pose
36-2 pose
37 arabesque
38 temps lié
39 回転
40-1 pirouette
40-2 pirouette
41-1 glissade(en tournant)
41-2 glissade(en tournant)
42 adagio
43-1 temps sauté
43-2 temps sauté
44-1 changement de pied
44-2 changement de pied
45-1 pas échappé
45-2 pas échappé
46-1 Pas assemblé
46-2 Pas assemblé
47-1 Sissonne
47-2 Sissonne
48 Pas jeté
49 Pas de basque
50 Pas de chat
51 Pas balancé
52 Sissonne Ⅰarabesque
53 Pas ballonné
54 allegroその他
55 (p)pas échappé
56 (p)Pas assemblé soutenu
57 (p)Sissonne
58 (p)Pas jeté
59 (p)Pas jeté fondu
60 (p)Sus-sous

 

上記はロシアメソッド初級(1~3年)の課題全てです。

 

生徒はバレエ教師のみなさん(バレエ教師を目指している人も)。

 

各課題を一つの動画にまとめ、オンライン配信しています。

 

合計76本の動画。

 

座学だけでは課題を理解したことにはなりませんので、受講生のみなさんにコンビネーション動画提出をしていただき、採点しています。

 

合格点に達したら座学+αとして認定証をお渡ししています。

 

なぜ、コンビネーション?

 

私の教授法の師匠スラーヴァ先生は、

 

「さまざまなコンビネーションを通して課題を理解させるように仕向けるのが教師の仕事。バレエ教師の力量はコンビネーションに現れる」

 

と仰られていました。

 

そう、だからコンビネーション。

 

コンビネーションは下記カテゴリーで採点します。

  • バーで10課題(ここで合格したらプレミア認定)
  • センターで10課題
  • アレグロで10課題
  • ポアントで10課題(ここまで来たらスペシャリスト認定)

 

動画を提出するには条件があります。

  • バー:課題ノート「0 上体、手のポジション、足のポジション」~「31-2 Port de bras」まで提出済
  • センター:課題ノート「0 上体、手のポジション、足のポジション」~「42 adagio」まで提出済
  • アレグロ:課題ノート「0 上体、手のポジション、足のポジション」~「54 allegroその他」まで提出済
  • ポアント:課題ノート「0 上体、手のポジション、足のポジション」~「60 (p)Sus-sous」まで提出済

動画を見て、自分でノートに書いて、それを提出し、私がチェックします。

 

そのチェックが終わったら、コンビネーション動画を提出するという順番です。

 

講義を見る→ノート提出→石島のチェック→動画提出→採点

 

上記の順番で全ての課題をコンビネーションを通して学んでいきます。

 

座学で終わりではありません。

 

インプットしたら高度なアウトプットまで求めます。

 

大変そうですか?

 

大変だと思います。ですが、これでも足りないと思っています。

 

 

ワガノワ・バレエ・アカデミー教授法学科長マリア・グリバーノワ先生は、

 

「生徒たちを進級させるかどうかは、身体条件・身体能力の他に、精神面を見て判断します。生徒がバレエ芸術に身を捧げる覚悟ができているか、この覚悟をチェックします」

 

アカデミーで教える先生たちは、

バレエ芸術に身を捧げる覚悟と身体能力があり(=アカデミーを卒業し)、

ロシアのバレエ団で活躍し、

教授法を再びアカデミーで学んだ方たちです。

 

どれだけの年月をかけて、そして情熱を持って、覚悟を持ってバレエ教師になったか理解いただけるでしょうか。

 

メソッドの課題を座学だけ学んでバレエ教師気取りなんてできないのです。

 

ましてやダンサーとしての経験だけで教えるなんて、言語道断。

 

それはバレエ芸術に対して大変失礼ですし、メソッドをシステム化してくださったワガノワ先生に対しても失礼です。

 

メソッドなんかいらない。でも名前だけは勝手に使わせてもらうよ、と言う態度なんですから。

 

アカデミーで教えてらっしゃる先生方は数多くのふるいにかけられながら、それをクリアしてきた超サイヤ人みたいな方たちなんです。

 

私が提供しているオンライン講座なんて足元にも及びません。

 

だからと言ってやらないわけには行きませんから、私ができる範囲でやれることはやる。だから、座学だけで済ませるようなゆる〜い講座にはなりません。

 

知ってるだけではだめ、出来るようにならないとだめなんです。

 

そこを目指す志のある方にとって、座学だけの講座は物足りないはずです。e予備校はそんな方のためにあります。むしろ必死に食らいついて自分の限界を超えていく。それができる場となっています。

 

だから、少しでもバレエ芸術に恥じない教師に近づくための覚悟を持って取り組まないと途中で挫折します。

 

この覚悟、とても大事です。

 

そして、認定証を受け取ったら終わり、にはなりません。

 

アカデミーの先生方ですら、定期的に集まってお互いにダメ出しをし合っているほどです。

 

覚悟があるバレエ教師のみなさん、学びましょう。

 

学び続けましょう。

 

私と一緒に!

 

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