
ロシアのバレエメソッドのポール・ドゥ・ブラは6種類。
コーディネーションの数で難易度が決められています。
初級の1年生から3年生まで6種類を学びます。
各学年でなぜこのポール・ドゥ・ブラなのか、ということが厳密に決められています。
1年生では、第1・第2・第3ポール・ドゥ・ブラ
2年生では、
第4・第5
3年生で第6を学びます。
この学年でなぜこのポール・ドゥ・ブラなのか、
明確な決まり事が存在します。
ここで、アグリッピナ・・ワガノワ先生の考えに触れてみましょう。
脚の筋肉、上体の保ち方が上達しても、それだけでは不十分で、ただ腕を置くべき場所を正しく発見することのみが、舞踊に完全な調和を与えるのである。頭はそれに最終的な仕上げを行い、全体の輪郭に美しさを与え、視線がそれを完成させるのである。
『ワガノワのバレエ・レッスン』アグリッピナ・ワガノワ著 新書館発行 82p
スラーヴァ先生からロシアバレエ教授法を学んでいる際に【動きの優先順位】という考え方を学びました。
それは、
手→頭→上体→脚
の順番で動く、というものです。
手と頭が、脚より先です。
日本では、脚・足に意識が向きがちですが、手と頭が疎かだとバレエらしい動きになりません。
では、手と頭をどうしたら良いか?
筋トレとストレッチ、ではありません。笑
まずは、知識です。
知らなきゃ始まらないから。
でも、知ったからと言って、すぐにメソッド的に求められる動きができるわけでもありません。
知っていてもできない、ということです。
では、どうしたらよいか?
筋トレとストレッチ、ではありません。笑
今週のバスターズサロンのテーマは
『ポール・ド・ブラ』
教授法的な物差しとトレーニング的な物差しでお話が展開しそうです。
今すぐ知りたいバレエ!ポール・ド・ブラ徹底改善!~指・手・肘の美しい動かし方
6月20日(金)[毎月第三金曜日]
21:30~ 表サロン(無料)
(YouTube版は22:00まで)
22:15~ 裏サロン(有料)
脱線も含めて、バスターズサロンをお楽しみに!!