レッスンで「肩!」と言われたらどうしますか?

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クラシック・レッスンで動いている最中に、

「ここをこ〜してあ〜して」

と長い注意を受けたことはありませんか?

長い注意を受けると、その言葉に意識が削がれ、動きが疎かになります。

では、どのような注意が良いのでしょうか?

生徒が動いていないとき

教授法に則って動きを説明します。

生徒が理解できるように、その年令に合わせた教授法の概念を植え付けます。

説明なので、単語ではなく文になります。

動いている最中

生徒が動かし方を間違った場合、

「文」

で注意すると良いでしょうか?

答えは、

NO.

「文」ではなく「単語」で注意をします。

実例「ジャンプ」と「ピルエット」

たとえば、

「肩」の使い方についての注意。

ジャンプのときに「肩!」と注意する場合と

ピルエットのときに「肩!」と注意する場合。

生徒に求められる「正しい肩の使い方」にどのような差があるのでしょうか?

ジャンプのとき

ジャンプの法則における「肩」は「下に下げる」です。

ピルエットの法則における「肩」は「回転方向と反対側の肩を積極的に回転方向に持っていく」です。

たとえば

生徒がジャンプをしている最中に肩を上げていたとしましょう。

そのとき、

「肩を下に下げて跳びましょう」

と言うより、

「肩!」

と単語だけで注意したほうが、動きを阻害しにくいです。

ジャンプは動きが速いので、注意もそのスピードに合わせる必要があります。

ピルエットのとき

生徒がピルエットをしている最中に回転方向と反対側の肩が疎かになっていたとしましょう。

そのとき、

「回転方向と反対側の肩を積極的に回転方向に持っていきましょう」

と言うより、

「肩!」

と単語だけで注意したほうが、動きを阻害しにくいです。

ジャンプでもピルエットでも

「肩!」

と同じ言葉で注意していますが、

その動かし方は全く違うのです。

共通概念

このように教師の注意にすぐに正しく反応できるように生徒を促すためには一つ一つの動きに対する「共通概念」が必要です。

それを教師と生徒で共有するためにバレエ教授法が存在しています。

動いている最中に簡潔かつ効果的に注意を出すために大いに役立つわけです。

もし教師と生徒が同じ概念を持っていないとすれば、

注意は説明的な長い文にならざるを得ません。

単語で済ませると、生徒には通じていない可能性が高いです。

なぜなら、教師はその単語に様々な概念を込めて発するのに対して、生徒は聞こえた単語と生徒なりの類推の範囲でしか注意を受け取ることが出来ません。

教師の言ったつもりと、生徒の受け取ったつもりの間にギャップが生まれてしまいます。

まとめ

こんなことにならないように、

動いていないときに、教授法に則った説明を文で行い、一つ一つの動きに対する共通概念を形成する。

動いている最中は、共通概念を引き出させる単語で注意をする。

このサイクルが効果的なレッスンの在り方です。

あなたのレッスンはどうなっていますか?

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