バレエを習っている方のほとんど、いや全員が
「バレエが上手くなりたい!」
と思っているのではないでしょうか?
上達への道筋は、たった3つのステップに集約されます。
1. 観察
2. 調整
3. 確認
です。
バレエだけでなく、全てのことにおいて言えることですね。
たとえば、
私が担当している 『テクニカルバレエ道場』 では、身体の左右差の歪みを取る体操を必ず行います。
1. 歪みをとる前の身体の 〈観察〉
2. 歪みを取る 〈調整〉
3. 歪みを取った後の 〈確認〉
調整とは、観察で見つけた左右差をなくすための体操などのことです。
1.観察と3.確認では、生徒さんに身体の左右差について感じていただいております。
1のときよりも3のときの方が、左右差が少なくなっていたり、なくなったりしていれば、歪みが取れたことになります。
ですが、
この差が分からない生徒さんがたまに、いらっしゃるのです。
歪みがあるのかどうかも分からない、歪みが取れたかどうかも分からない。
この状態は、「深部感覚」 が働いていない状態です。
深部感覚とは、大雑把に言うと、
「自分の身体が今何をやっているかを認識する感覚」
のことです。
この感覚なしにバレエの上達は見込めません。
なぜなら、この感度の高低が上達を左右するからです。
感度の高い人は上達するし、低い人は上達しない。
「じゃ、どうすればその深部感覚を鍛えられるのよ!」
という声が聞こえてきそうです。
その答えは、一つではなく、何通りかあります。
今回は、深部感覚のチェックの仕方をお伝えします。
1. 鏡の前に立ち、目をつぶる
2. 正面に対して片腕を前90度に上げる
3. 目を開ける
4. 片腕が、自分が思ったところにあるかどうかを鏡を見てチェックする
どのくらいズレましたでしょうか?
ズレが大きければ、深部感覚が乏しいということになります。
前だけでなく、横・斜め前・上などあらゆる方向に腕を上げてみましょう。
慣れたら両腕同じ方向、片腕ずつ違う方向などと、動きのヴァリエーションを増やしてください。
腕が終わったら、脚でもバットマン・タンデュの要領で出してみます。
脚も、タンデュからデガジェなど、動きのヴァリエーションを増やしてください。
このチェックを何日か行うと感覚のズレが修正されていきます。
ポイントは、目をつぶった時に、自分の身体に何が起こっているのかを強く感じるようにすることです。
深部感覚の有無はアレグロに現れます。石島流の鍛え方はこちら。







