学び続けるというのは、なかなか苦痛を伴うものです。
日本でクラシックバレエ教授法を学び続けた結果、一つの区切りを迎えましたが、
これまでの道のりは、苦しみを伴うものでした。
まず、これだけは言えます。
学ぶということは自分の無知と向き合うことの連続です。
自分が何もわかっていないと思い知らされる連続なのです。
楽しいものではありません。はっきり言って苦しいです。
スラーヴァ先生に
「みどり、あなたは何も理解していない」
と、何度言われたことでしょう。
受講者全員の前で大恥をかいたこともたくさんあります。
悔しくて一睡もできなかったこともありました。
でも、どうしても教授法を理解したかった。
その思いに勝るものはありません。
だから、悔しくても歯を食いしばって続けました。
知りたい。この一心です。
知る前は自分がいかに無知であるかを思い知らされます。
あまり良い気分はしません。
でも、知りたい。
この探究心があったからこそ、悔しさと向き合うことができたと思います。
まだまだ、道半ば。これからももっと探求していきたい。
悔しさと向き合う旅はまだまだ続きそうです。