私はジャンプが苦手です。
と言うより出来ない。
私が左膝を故障して以来、バレエのジャンプは封印状態です。
ですから、大人リーナのみなさんがジャンプを苦手としている
その気持が手にとるように理解できます。
だからこそ、の指導があります。
私は、
「無理に跳ばなくていいですよ〜。でも動きの概念は理解してくださいね!」
と、お伝えしています。
もちろん跳んでいただきたいですが(笑)
スラーヴァ先生にロシアバレエ高学年の教授法を学んでいる際に言われたことがあります。
「みどり、跳ばなくていい。それは無理だ。ワガノワアカデミーの先生たちも跳ばない。高学年のジャンプはとてもむずかしいから。だけど、デモンストレーションの見せ方というのがある。跳ばなくても動きの概念を理解していれば、上半身と手の動き、跳ばない脚の動きで生徒を理解させることができる」
はい、これ。
このデモンストレーションの見せ方を習得すれば、跳ばなくても生徒さんに理解していただくことが出来ます。
そして、この動かし方は、跳ぶのが苦手な大人リーナにそのまま使えるとても便利な理解方法です。
また、これはショッキングな話かもしれませんが、
ターンアウトをしていないと絶対にできなジャンプも存在します。
そういう場合は、動きの概念だけ理解していただき、実施は目をつぶります(笑)
でもチャレンジしたくなりますよね。
跳びたい大人リーナのみなさんには存分に跳んでいただいています。
ぜひぜひ、怪我のないように。
怪我のないジャンプが一番大事です!
詳しくは今月のバスターズサロン『大人のジャンプ徹底解剖』でご紹介します。
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