カリキュラムに沿ってレッスンを進行させられるよう、いつも必死に余談をこらえている石島ですが、今回はGWの特別版と言うことで余すところなく脱線します(笑)。
- 一つのステップが上の学年でどう変化するか
- 作品の中ではどう出てくるか
- 場面に応じたニュアンスの付け方は
カリキュラムに沿ってレッスンを進行させられるよう、いつも必死に余談をこらえている石島ですが、今回はGWの特別版と言うことで余すところなく脱線します(笑)。
私はロシアバレエメソッドが好きです。
なぜ、好きなのか?
ロシアメソッドがとてもロジカルだからです。
このロジックを一旦理解すれば、怖いものなしです(笑)
私は『ロシアバレエe予備校』の校長を務めています。
ロシア・バレエ・メソッド初級(1~3学年)の全課題の指導法を動画で解説するオンライン講座です。
一般に知られているバレエ教授法は、身体条件を満たした生徒を指導することを前提としています。
この教授法をどのように日本人にアレンジしていくか。
この命題について解説する講義も収録しています。
バレエの足ポジション2番のグラン・プリエでは、かかとは床についたままです。
これは、どのメソッドでも同じです。
両足間の広さはメソッドによって差がありますが、グラン・プリエではかかとは上がりません。
グラン・プリエでは、太ももが水平になるまで腰を下げないといけませんが、それができないからと、広い2番で行う人もいます。
メソッドによって、2番の広さは違います。
同じメソッドでも広さが固定されてないなんてこともあります。
なんと、ロシア・バレエ・メソッドで固定されていないんです!
「重心はつま先に乗せないでください。」
と、指導すると、
「ずっとつま先に重心を乗せて立つように指導されてきたんです〜」
と、困惑する方がいらっしゃいます。
あなたのレッスンでは、どうでしょうか?
今回は、つま先に重心を乗せるということについて、考えてみます。
上達への階段と聞いて、皆さんはどのようなことを思い浮かべるでしょうか?
まずは、
1.独学
バレエに限らず、ほとんどの習い事は、独学で学ぶことができます。
学ぶことは出来るんですが、おそらく、試行錯誤が多く、
教師に教わるより、上達のスピードは遅くなると思います。