女性と男性がペアで踊ることを
パ・ド・ドゥと言われています。
ですが、厳密に言うと、「パ・ド・ドゥ」ではないんです。
Pas de deuxについて少し説明しましょう。パ・ド・ドゥはアントレ、アダージオ、男女のヴァリアシオン、コーダの5つの部分から構成された舞踊形式です。パ・ド・ドゥは通常、複雑で華やかな舞踊の動きと、創意に富んだサポートを特徴としています。今日、舞踊手たちは《白鳥の湖》、《眠れる森の美女》、《ライモンダ》、《バヤデルカ》、《ドン・キ・ホーテ》などのパ・ド・ドゥの中で、自前のバレエ・テクニックを披露しています。
『デュエットの技法』5pより ニコライ・セレブレンイコフ著 かるさびな出版発行
パ・ド・ドゥは形式なので、純粋に男女ペアの踊り、ではないということになります。
でも日本ではパ・ド・ドゥは一般的ですね。
さて、10/18(金)の大人リーナのお悩みバスターズサロンのテーマは
『経験者向け!大人バレエの極意。パ・ド・ドゥ・マスターキーを公開! ~憧れの作品をあなたのレパートリーに~』
です。
■デュエットの掟9選:
- ロシアでのデュエットは●年生から
- 女性は●kgを超えると男性と組めない
- ●年生でトゥで柔らかく下りることを学ぶ
- 男性が女性をサポートするときは、●手から●手と移行する
- 手の組み方も様々。●によって変化する
- 肩甲骨を下げるのはリフトされながら●できるようにするため
- デュエットはクラシックではなく●ダンスの延長線上にある
- クラシックレッスンは●と▲のため。デュエットは別物
- ●感を学ばずにデュエットはマスターできない
などをご用意しています。
どこまで話せるか!?
さて、男性と踊ったことありますか?
男性と踊ってみたいと思った方は?
思ってなくても大丈夫。ためになる話になるはずです。
日本のバレエ教室ではヴァリエーションの指導は盛んですが、デュエット指導はそうでもないと思います。
一方、海外のアカデミーでは必ずデュエットクラスがあります。
パ・ド・ドゥという舞踊の形式を継承していくためにどうしても必要だからですね。
ヴァリエーションだけだと、コース料理ではなく単品料理のようなものでしょうか?
舞踊芸術ですもの、やはり形式に則ってすべての踊りを理解する必要がありますね。
そして、これが大事。
デュエットを踊ると、上手になります!
そこには、デュエットで初めて習う知識やテクニックが少なからずあります。
それらについても触れたいと思います。
では、バスターズサロンでお会いしましょう。