一般社団法人日本ワガノワバレエ協会(JVBA)主催の
ワガノワ・バレエアカデミー教授法学科長マリア・アレクサンドロヴナ・グリバーノワ先生のセミナー。
今回はDAY4「上級」について。
グリバーノワ先生の配信をオンタイムで受講していましたが、
上級に関してはメモが追いつかず、アーカイブ配信を見ながらメモを取りました。
そこで、印象に残った言葉は、
「特に7,8年生ではマリウス・プティパのステップを踏めるようにする、これがとても大事です。アカデミーでは、プティパが求めるダンサーを育てるのです。どんなに難しいステップでも、バレエ団に入団したなら喜んで踊る、そういうダンサーを育てるのです。」
「プティパが求めるダンサー」これを意識して指導しているのか。
クラシックバレエダンサーにとっての究極のゴール。
なんと明確な目標だろう。。
言われてみれば当たり前だけど、その意識はなかったな。
グリバーノワ先生、ありがとうございます!
さて、今回は私がどのようにノートを取っているのか、について書きます。
よく聞かれるのです。
「みどり先生はどのようにして教授法を理解するのですか?」
と。
答えは私のノートにあります。
今回のグリバーノワ先生の講義もしっかりノートに記しました。
黒のボールペンは2018年のスラーヴァ先生の講義
青のシャーペンは新書館発行の『ワガノワ・メソッド4年生』のDVDの音の取り方
黒のシャーペンは2021年のスラーヴァ先生の講義
赤のシャーペンは今回のグリバーノワ先生の講義
講師が違えば、語る内容に変化が多少出てきますので、講師別に色を変えて書き記していきます。
一つの側面からではなく、多方面からの情報を一つの課題に対して書き込むことで、
課題の情報が増え、理解が深まっていきます。
どのように内容をまとめればよいかわからないと聞かれることがあるのですが、
私の答えは一つ。
すべて書く。
その後理解が深まれば、このノート自体も不要になります。
講義をまとめるのに苦労している方にはおすすめの方法です。
ぜひ、今後の勉強に役立てていただければと思います。
どんどん情報が増えると、知的好奇心が満たされます。
それらがつながり合点がいくと、理解が深まります。
ノートを取るのは情報を増やすため。
手間はかかりますが、その後の理解は何事にも代え難い喜びです。
オンライン講座メモ1
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