毎月第4金曜13:00からコンビネーションクラス(オンライン)を開催しています。
コンビネーションクラスとはなんぞや?
と思った方も多いと思います。
このクラスはバレエ教師向けの講座です。
ロシアバレエ教授法初級のコンビネーションを組んだ動画を提出していただき、私がそのコンビネーションを講評していきます。
毎月第4金曜13:00からコンビネーションクラス(オンライン)を開催しています。
コンビネーションクラスとはなんぞや?
と思った方も多いと思います。
このクラスはバレエ教師向けの講座です。
ロシアバレエ教授法初級のコンビネーションを組んだ動画を提出していただき、私がそのコンビネーションを講評していきます。
トンベ、パ・ド・ブーレ、グリッサード、グラン・ジュテ
日本ではお決まりのグラン・アレグロのコンビネーションです。
以前、私が師事していたスラーヴァ先生が
「日本ではトンベ、パ・ド・ブーレ、グリッサード、グラン・ジュテしかグラン・アレグロと呼ばないのか?」
と、おっしゃっていました。
ワガノワ・バレエ・アカデミーを卒業してロシアで踊り、教授法ディプロマをお持ちの先生の目には、
日本のバレエ教室でお約束となっている上記コンビネーションが奇異に映っています。
なぜ、日本のバレエ教師はこのコンビネーションをお約束のように提示するのでしょうか?
コンビネーションを組むのがとても上手な教師がいます。
ワガノワ・バレエ・アカデミーなら、
シトニコワ先生や、ディアナ・ヴィシニョーワを育てたコワリョーワ先生。
多彩な動きを生徒たちに提示するスペシャリストです。
ところで、このコンビネーションを組む能力はすべての教師に必要かというと、そうではありません。
提示されたアンシェヌマンの順番を覚えるのは、
生徒にとって当たり前のこと。
そして教師への礼儀である。
なんて、言葉を聞いたことがあるでしょうか?
本当にそうなのでしょうか?
私が生徒として、気軽に通っていたオープンクラスでのレッスンで、
よく、同じアンシェヌマンを踊っていたことがあります。
その先生が振りつけるグラン・アレグロのアンシェヌマンは、
いつも大体決まったことしかしなかったのです。
トンベ・パ・ドゥ・ブーレからグリッサードしてアラベスク、
シャッセからアントルラッセして、
最後はつなぎのステップが入ってのグラン・ジュテ。
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