バレエ教授法は本当に奥が深い。。。
表参道のリビーナさんに毎週通い、スラーヴァ先生のロシア・メソッド教授法の講義を受けています。
先週ようやく5年生の教授法を学び終えました。
毎回、座学のあとは実技です。
その実技の中で、5年生のバーのアンシェヌマンを考えるという宿題が出されます。
で、毎回ダメ出しされています。
その理由が奥深い。
バレエ教授法は本当に奥が深い。。。
表参道のリビーナさんに毎週通い、スラーヴァ先生のロシア・メソッド教授法の講義を受けています。
先週ようやく5年生の教授法を学び終えました。
毎回、座学のあとは実技です。
その実技の中で、5年生のバーのアンシェヌマンを考えるという宿題が出されます。
で、毎回ダメ出しされています。
その理由が奥深い。
バレエ教師を始めた頃、毎日6時間ぐらいレッスンを担当していました。
その状況が続くうちに、体に異変が起こってきました。
全身のむくみと湿疹で、日常生活もままならないようになりました。
病院での診断は「過度なストレスによるもの」
「このままでは過労死…」
と、不安がよぎりました。
毎週、表参道にあるバレエスタジオ リビーナで教授法を学んでいます。
先週ようやく第3学年の課題が終わりました。
これで初級(1,2,3学年)の課題のすべてを学んだことになります。
1年半はかかったかな? 毎週で1年半を通うのは現実的でない方も多くいらっしゃると思います。
学びの時間短縮、できないだろうか? 短時間で学べる仕組みがあったらバレエ教師の助けになるはず。
ということで、先生からある宿題を仰せつかりました。 続きを読む
私のレッスンにいらしている生徒さんから聞いた話。
嘘のような本当の話。
我が耳を疑いたくなるような教師がいらっしゃるみたいです。
生徒さんから聞いたそのレッスン内容とは…
ワガノワメソッド教授法を学んで2年ほど経過しました。
師事している先生から再三言われている言葉
それは
「バレエ教師の仕事は各レベルに応じたアンシェヌマンを作ること」
これ、なかなか難しいんです。
私がカリキュラムを作ろうと思ったきっかけはちょっとした事件でした。
私一人では全てのクラスを受け持てないので、他の先生にクラスに入っていただいていました。
私のクラスと他の先生のクラスを両方受講していた生徒さんから指導内容の違いについて指摘を受けたのです。
これは大問題!
つい最近、私のクラスを受講し始めた大人の生徒さんがいらっしゃいます。
「以前通ってた教室では痛みが出ることが多くて。。。」
「もしかして無理にターンアウトをさせられていませんでしたか?」
と、お聞きすると
「ええ、その通りです」
という、返事が返ってきました。
ターンアウトは、バレエの教科書には必ず「するように!」と書いてあります。
大人リーナもこれに従わなくてはならないでしょうか?
ロシアの国立バレエ学校では月曜日から土曜日まで週6日クラシック・レッスンをします。
内容は、3日間単位で同じレッスン。
毎日違う訳ではないのです。
では、週6日生徒全員が通うわけではない日本で、しかも大人から始めた生徒さんの場合は、どのようなレッスンをすればよいでしょうか?
ロシア・メソッドを学んでいると、
どの段階で、
どの音取りで、
どの動きを行うか、
が明確に示されています。
これに従えば、
自分用のカリキュラムを作ることが可能です。
とても大変なのですが。(泣)
バレエ教師という仕事を行う上で、この書物は絶対に必要だ。
という書物が、教師の方ならあるでしょう。
私にもあります。