私はロシアバレエ教授法をスラーヴァ先生から学びました。
スラーヴァ先生が仰った言葉でとても印象に残っているものがあります。
「昔はロシアバレエ教授法は門外不出でした。今は皆さん自由に学ぶことができます」
門外不出であった教授法を学ぶことができる時代に感謝せずにはいられません。
私はロシアバレエ教授法をスラーヴァ先生から学びました。
スラーヴァ先生が仰った言葉でとても印象に残っているものがあります。
「昔はロシアバレエ教授法は門外不出でした。今は皆さん自由に学ぶことができます」
門外不出であった教授法を学ぶことができる時代に感謝せずにはいられません。
カリキュラムに沿ってレッスンを進行させられるよう、いつも必死に余談をこらえている石島ですが、今回はGWの特別版と言うことで余すところなく脱線します(笑)。
バレエダンサーのためのストレッチ
と、聞くと
何を思い浮かべるでしょうか?
床の上で行う開脚運動などをイメージする方が多いのではないでしょうか。
ですが、ロシア・バレエ教授法では、
「動きの中でストレッチする」
と考えます。たとえば、
今年の1月の開催に続き、またまたグリバーノワ先生のオンラインセミナーが開催されます。
歓喜の舞(笑)です。
ワガノワ・バレエ・アカデミー・バレエ教授法学科長マリア・グリバーノワ先生が、日本のバレエ教師を対象にオンラインで特別指導する最新ロシアバレエ教授法の講義が6/10-13の四日間にわたって開催されることになりました。
オンラインで学べるこの環境は本当にありがたいです。
本場のワガノワ・バレエ教授法をデバイス一つでどこでも受けることができる。
なんて素晴らしいことなんでしょう!
私が大人リーナの生徒さんたちに行っているレッスンでは、必ず踊り心が入ったアンシェヌマンを提示します。
例えば、アンシェヌマンの最後に
「歩いてポーズを取る」
「手をen dedans-en dehorsで動かす」
「低い第1アラベスクのポーズで終わる」
「顎とともに手でポースを取る」
などなど。
この踊り心は脚ではなく、上体で表すものです。
脚のことだけ考えていたらできない。できな〜い!
私のバレエ教授法の教師はスラーヴァ先生です。
スラーヴァ先生に教授法を教えた教師もいらっしゃいます。
そしてその教師にも教師がいました。
そうやって遡っていくとたった一人の教師にたどり着きます。
それはアグリッピナ・ワガノワ先生。
アグリッピナ・ワガノワ先生の墓前にて(2018年)
令和2年10月13日
私にとって人生最大の転機と思える出来事がありました。
ワガノワ・バレエ・アカデミー クラシックバレエ教授法基本プログラム全課程を修了したことを証明するディプロマを頂きました。
毎週、表参道にあるバレエスタジオ リビーナで教授法を学んでいます。
先週ようやく第3学年の課題が終わりました。
これで初級(1,2,3学年)の課題のすべてを学んだことになります。
1年半はかかったかな? 毎週で1年半を通うのは現実的でない方も多くいらっしゃると思います。
学びの時間短縮、できないだろうか? 短時間で学べる仕組みがあったらバレエ教師の助けになるはず。
ということで、先生からある宿題を仰せつかりました。 続きを読む