SNSで度々話題になるポアント”お許し”問題。
大人リーナがポアントを履くには、バレエ教師の”お許し”が必要だという話。
私は、”お許し”しません(笑)
SNSで度々話題になるポアント”お許し”問題。
大人リーナがポアントを履くには、バレエ教師の”お許し”が必要だという話。
私は、”お許し”しません(笑)
2017.8.12(土) かなっくホールにてバレエピアニストによる講習会が行われました。
『ワガノワ・バレエ・ピアノレッスン』
ピアノレッスン受講生と聴講生が募集され、私は聴講を希望しました。
ピアノ、、、弾けません。
小1のときにピアノを習っていましたが、ずっと椅子に座り続けることが苦痛で辞めてしまったのです。
今思えば、「辞めなければよかった……」
ワガノワのピアニストによるレッスンは大変興味深い内容でした。
ついにシリーズ化してしまった「バレエ作品深堀り」。
前回はライトモティーフについてのお話でした。
今回は、トゥシューズのテクニックについて。
シュール・レ・ポアントはロマンティック・バレエの時代にどのように発展していったのでしょうか?
タリオーニの存在抜きには語れない内容です。
ロシア・メソッド初級で学ぶポアントの動きには、アレグロで学ぶ動きと同じ名称のものがあります。
例えば、Pas échappé、Pas assemblé、Pas glissade、Sissonne simple、Sissonne ouverte、Pas ballonné、Pas jeté、Changement de pied…
なぜ、アレグロの課題と同じなのでしょうか?
それは…、
両脚プリエから片脚のトゥに乗り、動脚をルティレにする動きがあります。
キトリがパッせしながら脚を素早く上げ下ろしするあの動きです。
正確には、
脚を入れ替えない動きを、Sissonne simple sur la pointe
脚を入れ替える動きを、Sissonne passé sur la pointe
と呼びます。
この動き、見た目以上にとても複雑なんです。
ルルヴェの意味は、
「持ち上げる」
ただし、何を持ち上げるのかで、動きが違ってきます。
私が担当しているクラシック・レッスンを受講なさっている生徒さんは、
向上心のある方たちばかりで、いつも刺激を受けます。
質問をいただくことが常となっています。
つい先日も、
「アキレス腱を伸ばしながら甲を出すということがどうしてもできなんですけど、どのように行えばいいですか?」
と。そこで、
「もしかしてそのような指導を受けたことがあるのですか?」とお聞きしたところ、
バレエで大事なのは、形。
形の美しさがバレエの美しさです。
どのようにして美しい形に向かうか? 2つのアプローチをご紹介します。
「トゥで5番に立つ その1」では、空間のお話をしました。
5番でしっかり立つために必要なことがもう一つ。
とても大事な事です。
それは、、、
スピードです。
トゥで5番に立つ、という動きには2つの種類があります。
1. ピケで、片脚ずつ立って、最後に両脚で5番に立つ
2. ルルヴェで、両脚で5番に立つ