ルルヴェの意味は、
「持ち上げる」
ただし、何を持ち上げるのかで、動きが違ってきます。
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【石島みどりのレッスン】
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ルルヴェの意味は、
「持ち上げる」
ただし、何を持ち上げるのかで、動きが違ってきます。
ロシアのメソッドでは、ポール・ドゥ・ブラは6種類。
1年生で学ぶのは第1、第2、第3ポール・ドゥ・ブラ。
2年生では第4、第5ポール・ドゥ・ブラを学び、3年生で第6ポール・ドゥ・ブラを学びます。
ワガノワ・バレエ・アカデミーの生徒による、参考動画で動きを追ってみましょう。
動脚を90度に上げて行うグラン・ロン・ドゥ・ジャンブ・アン・ドゥオールの法則では、
逆カマであることが前提とされています。
バレエでは、逆カマの方が美しく見えるものですが、
教授法で指定されると、
逆カマの足を持っていない方にはかなりショックかもしれません。
「重心はつま先に乗せないでください。」
と、指導すると、
「ずっとつま先に重心を乗せて立つように指導されてきたんです〜」
と、困惑する方がいらっしゃいます。
あなたのレッスンでは、どうでしょうか?
今回は、つま先に重心を乗せるということについて、考えてみます。
ラ・バヤデール。
踊り子ニキヤと戦士ソロルの悲恋の物語。
特に素晴らしいのは、第3幕の影たちの登場。
でも、素晴らしいはずの踊りが、素晴らしくない踊りになることがあるのです。
なぜでしょう?
「この動きのときは、このようなニュアンスで行う」
と、バレエ教授法では、ニュアンスについてまで指示があります。
バレエ教授法と聞くと、テクニックの指導法のように思われるかも知れませんが、それだけではないんです。
今回は、ニュアンスについて探ってみましょう。
バレエ教授法では、
生徒の人間性を失わないように指導すること
を、とても大切にします。
一体どのようなことなのでしょう?
エクササイズをフランス語でエグゼルシスと言います。
英語では exercise、フランス語では exercice となります。
フランス語の発音は、エグゼルシス。
バレエでは、エグゼルシスとフランス語で呼ぶのが正しい呼び方です。
バーでのエグゼルシスのあれこれについてお話します。
バレエには決まり事があります。
●なぜ引き上げなくてはならないのか?
●なぜ股関節をアン・ドゥオールにしなくてはならないのか?
※バレエ教授法では、バレエの用語は全てフランス語で統一するようにとなっていますので、敢えて「ターン・アウト」という言葉を使用せずに、「アン・ドゥオール」と明記します。
こんな理由があることをご存知でしょうか?
シェネの完成度は、どこにかかっているかご存知でしょうか?
バレエの回転技の中でもっとも速く回転するテクニックがシェネです。
この問いの答えが、高速回転のシェネをマスターする鍵を握っていると言っても過言ではありません。