前回のブログでイタリアン・フェッテの考察を行いました。
よく知られているイタリアン・フェッテは両手が 高低差のある allongé で、動脚は écarté devant に出されたものではないでしょうか?
実はもう一つの行い方があるのです。
それは、
前回のブログでイタリアン・フェッテの考察を行いました。
よく知られているイタリアン・フェッテは両手が 高低差のある allongé で、動脚は écarté devant に出されたものではないでしょうか?
実はもう一つの行い方があるのです。
それは、
ロシアバレエメソッドでは、音の取り方が明確に示されています。
その音の取り方は絶対です。
バレエの法則に従ったものですので、
個人的なフィーリングや好みで音を取ることは許されません。
音を重視しないバレエ教師がいるという話を聞いたりすると、がっかりします。
「みどり先生は子どもの指導はしないのですか? その知識、子どもに活かさないともったいない…」
ありがたいことにこのような言葉をいただくことがあります。
子どもではなく、違う立場の方たちに教えたいんです。
小5の息子が地元サッカークラブに通っていた時の話。
このサッカークラブの保護者同士がとても仲が良く、何でも言い合える関係でした。
こんなことを言われたことがあります。
「先生って言われる人はその立場に酔って図に乗る」
体育会系の彼女は結構ズバズバ言うタイプ。
私に対してもズバズバ言います。(笑)
私は、「そんなことないよ〜」と返事してみたものの、なにか心に残るものがありました。
ところが、
アン・バ
アン・ナヴァン
アン・オー
腕のポジションとして使われるこの呼び方。
メソッドによって異なることは、ご存知でしょうか?
最近、LINE@にご質問をいただきました。
発表会で五番から始まって五番に降りるターンフェッテを一回ずつパッセを入れて八回することになりました。
通常の練習では左軸のときに気づけば左によって前に進んでしまっていますが、八回は回りきってます。
先生にお尻が出てるのと右側のターンアウトがあまいからそうなるといわれてます。このお尻が出てるというのがずっと鬼門で尾骨を下にとかちこつに寄せる感じとか色々イメージがあると思うのですが言われたときは直せてもいまいち自分でピンときてない感覚があります。長くなりましたが(すいません)どうすればよいでしょう。。※御本人の承諾を得て掲載
上記では、下半身について指導されていますね。
一方、バレエ教授法では、別な部分を指導します。
どこかというと、
大人リーナの発表会の舞台を見ていていつも思うこと。
それは、
「忙しそう」
そう、忙しく見えるのです。
なぜ忙しく見えるのでしょう?
昨年、ワガノワ初級(1,2,3年)のサーティフィケイトを頂いたあと、その内容を大人バレエに落とし込んでいます。
月曜は1年生、水曜は2年生、金曜は3年生。
私のレッスンに来てくださる生徒さんは、「本気組」の方が多いようです。
ありがたいことです。
「本気組」とは、プロを目指すとかではなくて、上達志向が強いというような意味です。
一方、リラクゼーションを求めてレッスンに通う方もいらっしゃいます。
これは、ストレスを発散してリラックスできるかどうかが大事。
上達のために自分を追い込むとそれがストレスになってしまいリラックスどころではなくなりますね。
上達とリラクゼーションを両立させるのは容易ではありません。
去年の12月にワガノワ・バレエ・アカデミーで初級(1,2,3年)教授法のサーティフィケートを取得しました。
2016年より表参道のリビーナで教授法を学んでいます。
3年間ロシア・メソッドを学んでいることになります。
つい最近5年生の課題を学び終えました。
今学んでいる6年生の課題を学び終えれば、8年間分を学び終えることになります。
1年から5年生までの5年間分の教授法を学んで思うことは、
バレエ教授法は本当に奥が深い。。。
表参道のリビーナさんに毎週通い、スラーヴァ先生のロシア・メソッド教授法の講義を受けています。
先週ようやく5年生の教授法を学び終えました。
毎回、座学のあとは実技です。
その実技の中で、5年生のバーのアンシェヌマンを考えるという宿題が出されます。
で、毎回ダメ出しされています。
その理由が奥深い。