私が生徒として、気軽に通っていたオープンクラスでのレッスンで、
よく、同じアンシェヌマンを踊っていたことがあります。
その先生が振りつけるグラン・アレグロのアンシェヌマンは、
いつも大体決まったことしかしなかったのです。
トンベ・パ・ドゥ・ブーレからグリッサードしてアラベスク、
シャッセからアントルラッセして、
最後はつなぎのステップが入ってのグラン・ジュテ。
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生徒のやる気を引き出すのは、意外にもバレエの宿題だったりします
バレエ教師が生徒の上達を促すために出来ること。
第一にはバレエの技術指導ですが、
それ以前にすべきことがあります。
それは、
生徒が受け身にならないように仕向けること、
です。
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ずっと押し忘れていたバレエ上達のスイッチ
プロになるには、
バットマン・タンデュをいったい何回行うのだろう?
何事も上達するには、反復が大事。
とはいうものの、いったい全体何回繰り返せば良いのでしょうか?
国立バレエ学校のカリキュラムから試算してみました。
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くれくれ星人現る〜ワークショップの上手な質問の仕方
国内外を問わず、有名講師が開催するワークショップ (WS) には、
大勢の参加者が集まります。
ワークショップには、たいてい質問する時間が設けられているはずです。
その時間に
「質問のある方?」
と講師が聞いても、
何の反応もない事が珍しくありません。
これは大変もったいない。
「プロを目指している」という生徒に共通するある考え
「プロを目指している」と言う生徒と話をすると、
ある共通の考えを持っていることに、気づきます。
それは、
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同じ年数、同じバレエ学校に通っても全く別なバレエ人生を迎えることになるたった1つの違い
ワガノワ・バレエ・アカデミーは、4月後半からとても忙しくなります。
進級試験が、毎日のように行われるからですね。
クラシック・バレエ以外のダンスも含めての試験。
生徒たちのスケジュールはとてもハードです。
村娘になるな、貴族になれ
夏はコンクールの季節です。
何度か生徒を参加させていますが、
会場では毎回というほど、目にする奇妙な光景があります。
脚をア・ラ・スゴンドの腕の前に上げてはいけない理由
ワガノワ・バレエ・アカデミーの先生が、大変困っていたある生徒がいました。
バレエ夏期講習の正しい受け方ご存知でしょうか? の続きです。
彼女はグラン・バットマンの横の時に、脚をア・ラ・スゴンドにした腕の前に上げていました。
これはクラシックバレエではありえないポジションなのですが、何度注意しても同じ過ちを繰り返す彼女。
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バレエ夏期講習の正しい受け方ご存知でしょうか?
あと数ヶ月もすれば夏休みがやってきます。
様々な講習会が開かれる夏休みは、バレエ教師にとっても生徒にとっても、学びの季節です。
踊れる人をもっとうまく踊れるようにするのと、踊れない人を踊れるようにするのとではまったく違うのです
バレエは様式美の芸術です。
決められたポジション・方向・身体の使い方があります。
それを全ての人に教えることは可能でしょうか?
















