美しく踊るために欠かせない要素はたくさんあります。
キープ力・腕の動き・敏捷性…、など。
美しく踊るために欠かせない要素はたくさんあります。
キープ力・腕の動き・敏捷性…、など。
プロのバレリーナが脚を高く上げるアラベスク
とてもきれいですね。
彼女たちの脚も美しいのですが、足元もとても美しい。
書店の棚を覗くと、体幹を鍛える部類の書籍が沢山並んでいます。
書店に並んでいるそれらの書籍を見ると、どれもアスリート向けか、
あるいはアスリートが一般の方向けに書いている内容が多いように思います。
バレエは様式美を表現しますので、決められた身体の動かし方というのがあります。
代表的なのは、「ターンアウト」 です。
脚を股関節から外旋することです。
以前参加したワークショップで気になった事がありました。
それは、超有名バレリーナのワークショップでした。
彼女のデモンストレーションは本当に美しく、レッスンも知的でなおかつユーモアがあって、本当に引きこまれました。
ワガノワ・バレエ・アカデミーを卒業なさったロシア出身の、
ワガノワ・バレエ・アカデミー教師全課程資格保有者の先生から、
バレエ教師のあるべき姿についてお話を伺いました。
それは、
「バレエ教師の役目」
についてのお話です。
静的ストレッチはパフォーマンス能力が下がるから、よくない。
という話を、最近よく耳にするようになりましたね。
生徒のコンクールに付き添ったときのことです。
そのコンクールでは、海外バレエ学校入学のためのオーディションも開催されました。
そのオーディションに当スタジオ生が参加しました。
今まで私は数多くのバレエ教師のレッスンを受けてきました。
私が教師になる前も、なった後も、です。
「この先生はバレエを良くご存知だな」
「この先生の教え方は絶妙だな」
と、素晴らしい教師にめぐり合うこともあれば
「この先生、バレエをまったく分かっていないな」
「この教え方じゃ生徒さんがかわいそう」
と、思う教師まで様々です。
先日、レッスン中に生徒さんからこんな質問を頂きました。
「4番からのピルエット・アン・ドゥダンで1番を通るようにと、他スタジオの先生に言われたんですけど、本当のところはどうなんですか?」