レッスン中に「次はアダージョです」と、教師は言います。
プリエ、タンデュ、ロン・ドゥ・ジャンブなどは動きの名前なのに、アダージョになるといきなりテンポのことになります。
不思議ですね。
レッスン中に「次はアダージョです」と、教師は言います。
プリエ、タンデュ、ロン・ドゥ・ジャンブなどは動きの名前なのに、アダージョになるといきなりテンポのことになります。
不思議ですね。
バレエの教科書には脚を180度開くように、と書かれています。
舞台を見てもバレリーナたちは180度開いています。
プロバレリーナたちの1番での可動域はどのくらいでしょうか?
プロじゃなくても、厳しいオーディションを経て有名バレエ学校に入学した生徒たちの可動域はどのくらいでしょうか?
「バレエの基本ルール」でもお伝えしましたが、脚をターンアウトさせることは、3つのルールの中の一つです。
ターンアウトなしにバレエは踊れない、ということですね。
それほど重要なターンアウト、どうすれば手に入るでしょうか?
ターンアウトを手に入れるためのコツをご紹介します。
その前に…、
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ほとんどのバレエスタジオ、スポーツジムには鏡が設置されています。
体のラインや動きをチェックするのに、鏡は最適です。
ですがこの鏡、実は上達の妨げになることもあるのです。
バレエのメイクは、普段のメイクよりも濃くします。
理由は、
遠くの観客にも顔の陰影が分かるようにしなくてはいけないし、舞台上ではライトが沢山あたるので、光りに飛ばされない陰影も作る必要があるので。
ポイントは陰影。
乗せる色やタイツについてもお話します。
「トゥで5番に立つ その1」では、空間のお話をしました。
5番でしっかり立つために必要なことがもう一つ。
とても大事な事です。
それは、、、
スピードです。
トゥで5番に立つ、という動きには2つの種類があります。
1. ピケで、片脚ずつ立って、最後に両脚で5番に立つ
2. ルルヴェで、両脚で5番に立つ
「生徒に、どのタイミングで水分補給をしてもらっていますか?」
なぜこんな質問をしたかというと、
水分補給がバレエの上達に関係しているからです。
水分が不足してくると、のどが渇くわけですが、体には他にも変化が起きています。
その変化がバレエにとって、やっかいなものなのです。
その変化とは、
「バットマン・タンデュは、あらゆる舞踊の基礎である。その創造者は、脚の靭帯の構造と機能の本質そのものを深く理解していると思われるほどに、その発見は偉大なものである。
(中略)
脚が正しく動いていないときは、その舞踊手は、かつて厳格なバットマン・タンデュの教育を受けなかったということがすぐわかるのである。」
(『ワガノワのバレエ・レッスン』アグリッピナ・ワガノワ 著 新書館発行 1996年初版 55pより引用)
バットマン・タンデュは踊りの質を決めるとても大事な動きです。
バットマン・タンデュの質を上げるためには、ゆっくりな動きから徐々に速い動きへと移行させて訓練します。
8つにレベル分けした音の取り方を紹介します。
脚上げキープのコツとして、3種類の筋トレ法があると紹介してきました。
その1では、筋肉の3種類の収縮様式の1つ目「縮んでいく収縮」について。
2つ目は「長さが変わらない収縮」について取り上げました。
3種類あるのには、実は重要な意味があります。
今回紹介する3つ目も行わないと、脚上げキープの効果が十分得られないのです。