ワガノワ・バレエ・アカデミー教師全課程資格を保有している先生に、
「日本では、ターンアウトのためにお尻を締めなさい、という指導が行われている事があります。先生はどうお考えですか?」
と聞いたことがあります。
答えは、
「ターンアウトのために、故意にお尻は締めません」
です。
そして、ターンアウトをどのように行えばよいのか教えていただきました。
ワガノワ・バレエ・アカデミー教師全課程資格を保有している先生に、
「日本では、ターンアウトのためにお尻を締めなさい、という指導が行われている事があります。先生はどうお考えですか?」
と聞いたことがあります。
答えは、
「ターンアウトのために、故意にお尻は締めません」
です。
そして、ターンアウトをどのように行えばよいのか教えていただきました。
ターンアウトについて、ワガノワ・メソッドの書籍では下記のように記されています。
「脚の付け根からつま先までを体の外側に向けて開くことの出来る能力です。生まれつき外に開きやすい関節である場合と、地道なレッスンを続けて出来る様になる場合があります。脚を外に開くことで、体を支えている足元の面積が広がり、動きの幅が広がります。これは同時に、テクニックの向上にもつながります。」
(『ロシアバレエレッスン① 初級編 第1学年』エマ・A・ブリャーニチコワ 著 音楽之友社 18pより引用)
ワガノワ・メソッドの教科書でさえ、条件を満たしていない生徒にとっては、ターンアウトを習得するには地道な努力が必要不可欠としています。
ターンアウトは、大変なことなんです。
そもそも、ターンアウトはなぜバレエに必要なのでしょうか?
バレエ指導者は通常、レッスンの中でプリエを1番ポジションから始めます。
この
「1番ポジションから始める」
に、疑問を抱いたことはありますでしょうか?
「基本」と聞くと…、
土台とか、おおもととか、基礎とか、
最初にとりかからないといけないこと、というイメージがあります。
バレエの学校 へようこそ。
ごあいさつをお読みください。