私がディプロマを頂いたワガノワ・バレエアカデミー クラシックバレエ教授法では
指導の際にこう言うべき、ということが決まっています。
例えば、「毎回同じ言葉で指導する」というのもあります。
それは一体なぜなのでしょう?
私がディプロマを頂いたワガノワ・バレエアカデミー クラシックバレエ教授法では
指導の際にこう言うべき、ということが決まっています。
例えば、「毎回同じ言葉で指導する」というのもあります。
それは一体なぜなのでしょう?
プリエって、下がって上がる上下の動きだと思っていませんか?
そう、上下運動のプリエは有名ですね。
実は上下運動ではないプリエがあるということをご存知でしょうか?
ロシアメソッドでは、脚2番の幅が明確に決まっています。
足一つ分です。
足の大きさが24cmなら脚2番の幅は24cmということになります。
グラン・プリエでもこの幅のまま行います。
もっと広くしたい?
広くしてはいけない理由があるのです。
私が大人リーナの生徒さんたちに行っているレッスンでは、必ず踊り心が入ったアンシェヌマンを提示します。
例えば、アンシェヌマンの最後に
「歩いてポーズを取る」
「手をen dedans-en dehorsで動かす」
「低い第1アラベスクのポーズで終わる」
「顎とともに手でポースを取る」
などなど。
この踊り心は脚ではなく、上体で表すものです。
脚のことだけ考えていたらできない。できな〜い!
ロシアバレエメソッドでは、音の取り方が明確に示されています。
その音の取り方は絶対です。
バレエの法則に従ったものですので、
個人的なフィーリングや好みで音を取ることは許されません。
音を重視しないバレエ教師がいるという話を聞いたりすると、がっかりします。
さすがはシトニコワ先生。
ワガノワ・バレエ・アカデミーの先生です。
私のバレエ教授法講座を受講なさっている大先輩の先生からこのようなお話を伺いました。
10年以上前になると思いますが、ワガノワ・バレエ・アカデミーのシトニコワ先生の教授法の講座があり、受講させて頂きました。
毎年夏に2~3日の日程で3年間続けてくださいました。
その講義の場で、動きにくせのあった先生に
「みどり先生は子どもの指導はしないのですか? その知識、子どもに活かさないともったいない…」
ありがたいことにこのような言葉をいただくことがあります。
子どもではなく、違う立場の方たちに教えたいんです。
私のバレエ教授法の教師はスラーヴァ先生です。
スラーヴァ先生に教授法を教えた教師もいらっしゃいます。
そしてその教師にも教師がいました。
そうやって遡っていくとたった一人の教師にたどり着きます。
それはアグリッピナ・ワガノワ先生。

アグリッピナ・ワガノワ先生の墓前にて(2018年)
ロシア・ワガノワ・バレエアカデミー クラシックバレエ教授法基本プログラム全課程修了証を授与されました。
学び始めてから四年の歳月がかかりましたが、四年かければ誰でも授与されるかと言うとそんなことはないと思います。
では、ここに来るまで、どのように学んできたのか?振り返ってみました。
今後学ぶ方の参考になればと思い、修了証をいただくまでの道のりを少しご紹介します。
ロシアバレエ教授法では動きを指導する際に、11の段階に分けています。
【動きの指導の11段階】
この順番はとても大事で、上位から下位に向かって理解を深めるように指導します。
この順序を無視すると、