「重心はつま先に乗せないでください。」
と、指導すると、
「ずっとつま先に重心を乗せて立つように指導されてきたんです〜」
と、困惑する方がいらっしゃいます。
あなたのレッスンでは、どうでしょうか?
今回は、つま先に重心を乗せるということについて、考えてみます。
「重心はつま先に乗せないでください。」
と、指導すると、
「ずっとつま先に重心を乗せて立つように指導されてきたんです〜」
と、困惑する方がいらっしゃいます。
あなたのレッスンでは、どうでしょうか?
今回は、つま先に重心を乗せるということについて、考えてみます。
バレエの本場−ロシアでは、4つの基準で子どもたちを選びます。
3の身体的条件として、次の12項目が審査されます。
ラ・バヤデール。
踊り子ニキヤと戦士ソロルの悲恋の物語。
特に素晴らしいのは、第3幕の影たちの登場。
でも、素晴らしいはずの踊りが、素晴らしくない踊りになることがあるのです。
なぜでしょう?
「この動きのときは、このようなニュアンスで行う」
と、バレエ教授法では、ニュアンスについてまで指示があります。
バレエ教授法と聞くと、テクニックの指導法のように思われるかも知れませんが、それだけではないんです。
今回は、ニュアンスについて探ってみましょう。
何かの正しさについて語るとき、
その正しさの基準となるものがあります。
その基準を多くの人が共有しているとき、
それは「常識」という言葉に置き換わります。
では、バレエにおける正しさの基準はどこにあるのでしょうか?
バレエ教授法では、
生徒の人間性を失わないように指導すること
を、とても大切にします。
一体どのようなことなのでしょう?
エクササイズをフランス語でエグゼルシスと言います。
英語では exercise、フランス語では exercice となります。
フランス語の発音は、エグゼルシス。
バレエでは、エグゼルシスとフランス語で呼ぶのが正しい呼び方です。
バーでのエグゼルシスのあれこれについてお話します。
バレエには決まり事があります。
●なぜ引き上げなくてはならないのか?
●なぜ股関節をアン・ドゥオールにしなくてはならないのか?
※バレエ教授法では、バレエの用語は全てフランス語で統一するようにとなっていますので、敢えて「ターン・アウト」という言葉を使用せずに、「アン・ドゥオール」と明記します。
こんな理由があることをご存知でしょうか?
4/29、30のGW期間で「スマートバレエ」を開催しました。※
私のオープンレッスンにあまりいらっしゃらない、もしくは、全くいらしたことのない生徒さんが参加なさいました。
参加なさった生徒さんから質問を受けました。
「動くときにどうしても太ももを使いすぎてしまい、いつも筋肉が張っているんです。これって使い方が間違っているからなんでしょうか?」
あなたは、どう思いますか?
クラシック・レッスンで動いている最中に、
「ここをこ〜してあ〜して」
と長い注意を受けたことはありませんか?
長い注意を受けると、その言葉に意識が削がれ、動きが疎かになります。
では、どのような注意が良いのでしょうか?