令和2年10月13日
私にとって人生最大の転機と思える出来事がありました。
ワガノワ・バレエ・アカデミー クラシックバレエ教授法基本プログラム全課程を修了したことを証明するディプロマを頂きました。
令和2年10月13日
私にとって人生最大の転機と思える出来事がありました。
ワガノワ・バレエ・アカデミー クラシックバレエ教授法基本プログラム全課程を修了したことを証明するディプロマを頂きました。
海外の国立バレエアカデミー教師への質問。
「日本の子どもたちはアカデミーの生徒ほどターンアウトができません。その場合、どのような指導をなさいますか?」
「何も変わりません。アカデミーと同じようにターンアウトするように指導します。もちろん骨格的な問題がある子がいるのは理解しています。ですが、精一杯ターンアウトするように指導します。なぜなら、ターンアウトなしにバレエの上達はありえないからです。」
耳が痛い。。。
さて、このやり取り、どう思われますか?
私は大人リーナ専門バレエ教師として信条としていることがあります。
それは、大人に、無理はさせない。怪我させない。
そんなの当たり前じゃない!って思う方も多いでしょう。
でも、一般的なバレエ指導の中には、知らずに無理強いしていることがあるのです。
例えば、ターンアウト。
これ、大人と子どもで広げ方が違うのはご存知でしょうか?
コロナの影響は、今後の人生を左右する大きなものです。
バレエ教師も例外ではなく、今後の在り方が問われていると強く感じます。
週末外出自粛を受けて、3月28日(土)から週末のスタジオ対面レッスンを自粛してきました。
大人リーナのみなさんがレッスンを継続するにはオンラインでのレッスンを受講するしか道はありませんでした。
その後緊急事態宣言が発令され、土日のオンラインレッスン配信が私の日常になっていきました。
3/28(土)から5/31(日)まで10週に渡り、土日のオンラインレッスンを配信し続けました。
1時間のオンラインレッスンの後にはQ&Aコーナーを設け、そこではステップに関する質問以外にも様々な悩みをいただくことになりました。
Q&Aコーナーでは、大人リーナの現状がいかに過酷であるか、ということを思い知らされることになりました。
バレエ教授法を学んでいる先生から「ヒストリカル・ダンス」を学び始めました。
ヒストリカル・ダンスは、クラシック・バレエの基礎となる舞台上の動きが多いので、
私の場合、その動きはそのままクラシック・バレエの指導に大きく影響しています。
非常事態宣言が発令されて、オンラインバレエレッスンが盛んです。
ワクチンが開発されるまでは、この状態は続くかもしれませんね。
大人リーナにとっては、大変な出来事。
リアルレッスンを受けられないなら、オンラインレッスンをうけるしか道はなさそうです。
オンラインレッスンでの問題の一つに順番覚えがあります。
順番覚えが苦手な大人リーナにとっては一大事です。
神奈川県にも緊急事態宣言が発令されてしまいました。
全世界で、コロナが蔓延しています。
でも日が昇らない日はない!
必ず終息します。
それまでしばらくの辛抱
さて、こんな状況だからこそ、体を動かして免疫力を高めないといけません。
でもバレエ教室には通えないし…。
どうしたものか。
「●●が理解できればバレエの教育はそれほど難しいものではありません。 」
2018年12月にワガノワ・バレエ・アカデミーで行われた「ワガノワ・バレエ教師再教育プログラム」
このプログラムに参加した際に、ワガノワ・バレエ教授法最高責任者M.A.Gribanova 先生から伺った言葉です。
●に何が入ると思いますか?
バレエ教育に必要な一言が入ります。
ロシアの国立バレエ学校では、
生徒達はクラシックバレエの他に様々なレッスンを受講します。
ヒストリカルダンス、バレエ体操、デュエット、アクチョール、キャラクターダンスなど。
ヒストリカルダンスは、優雅な動きをマスターするためには必要不可欠なレッスンです。
日本では、馴染みがありませんね。
ロシアでは1年生(10歳前後)からクラシックと並行して学びます。
コンビネーションを組むのがとても上手な教師がいます。
ワガノワ・バレエ・アカデミーなら、
シトニコワ先生や、ディアナ・ヴィシニョーワを育てたコワリョーワ先生。
多彩な動きを生徒たちに提示するスペシャリストです。
ところで、このコンビネーションを組む能力はすべての教師に必要かというと、そうではありません。