つい最近、私のクラスを受講し始めた大人の生徒さんがいらっしゃいます。
「以前通ってた教室では痛みが出ることが多くて。。。」
「もしかして無理にターンアウトをさせられていませんでしたか?」
と、お聞きすると
「ええ、その通りです」
という、返事が返ってきました。
ターンアウトは、バレエの教科書には必ず「するように!」と書いてあります。
大人リーナもこれに従わなくてはならないでしょうか?
つい最近、私のクラスを受講し始めた大人の生徒さんがいらっしゃいます。
「以前通ってた教室では痛みが出ることが多くて。。。」
「もしかして無理にターンアウトをさせられていませんでしたか?」
と、お聞きすると
「ええ、その通りです」
という、返事が返ってきました。
ターンアウトは、バレエの教科書には必ず「するように!」と書いてあります。
大人リーナもこれに従わなくてはならないでしょうか?
一昨日はとても楽しい時間を過ごしました。
あの義足のプロダンサーオオマエ隊長(大前光市さん)がバスターズに登場。
オオマエ隊長、森脇先生、猪野先生、長岐先生と私の5人で楽しくお話しました。
ダイジェスト版は、こちら。
私がバレエを教えるときの指針は
世界最高レベルのバレリーナに、いつでも指導できるかどうか
です。
私が大好きな女性ダンサーは
もう引退してしまったウリヤーナ・ロパートキナ。
そしてスヴェトラーナ・ザハロワ。
クラシックバレエでは方向がとても大事です。
身体がどの方向に向いてるかで、客席に与える印象が大分違ってきます。
上記のイラストは舞台の方向を示しています。
方向1は客席に向かい、右回りで45度ずつ回っていきながら番号が増えていきます。
45度✕8回で360度です。
舞台では方向1に向かって何かをするということはあまりありません。
超絶技巧を披露するときは方向1に向かって行いますが、だいたい方向2か8に、身体を向けます。
一体なぜなのでしょうか?
私が「解剖学的アプローチのバレエ」を推奨していた時期、
私は、これこそがバレエを志す全ての人を救う正しい道だ、と思っていました。
そこには無知の恐ろしさを知らない傲慢な私が存在していました。
ワガノワバレエアカデミー教師課程資格取得のロシア人先生より
ワガノワ・メソッド教授法で3年生の課題を学んでいます。
つい先日、Flic-flac (フリック・フラック)について学びました。
Petit battement の要領で、つま先で床を叩く動きです。
「この動きは舞台では出てきません。エクササイズとしてだけ行います。」
舞台で踊らないのに、なぜ練習するのでしょう?
少し長めの冬休みを終え、
今週から大人オープンクラスを再開しています。
冬休みの間に私の指導とは違う動きになってしまった生徒さんがいらっしゃいました。
作品の登場人物の性格を物語るためには
動きのニュアンスが大事ですね。
『くるみ割り人形』の金平糖の精ではどのようなニュアンスで表現すればいいでしょうか?
肋骨閉めて!
と、指導されたことのある方はいらっしゃいますか?
私自身は、殆どありません。
ところが、なぜかこれ最近よく目にします。
そこで、これが本当に従うべき指導かどうか、調べてみました。
両脚プリエから片脚のトゥに乗り、動脚をルティレにする動きがあります。
キトリがパッせしながら脚を素早く上げ下ろしするあの動きです。
正確には、
脚を入れ替えない動きを、Sissonne simple sur la pointe
脚を入れ替える動きを、Sissonne passé sur la pointe
と呼びます。
この動き、見た目以上にとても複雑なんです。