グラン・プリエを行うとき、必ず言われることは
ドゥミ・プリエを通過すること。
脚だけでなく、腕に対しても言われることですね。
ドゥミ・プリエでは腕はヒストリカルの基本ポジションをしっかり通過させないといけません。
ここまでは皆さんご存知のお話。
実は、違う腕の使い方をするグラン・プリエが存在するんです。
まずは百聞は一見に如かず。
見てみましょう。
グラン・プリエを行うとき、必ず言われることは
ドゥミ・プリエを通過すること。
脚だけでなく、腕に対しても言われることですね。
ドゥミ・プリエでは腕はヒストリカルの基本ポジションをしっかり通過させないといけません。
ここまでは皆さんご存知のお話。
実は、違う腕の使い方をするグラン・プリエが存在するんです。
まずは百聞は一見に如かず。
見てみましょう。
腕を閉じるときと、開くときでは、そのニュアンスはまるで違います。
ポール・ドゥ・ブラでは腕の形もとても大事ですが、ニュアンスを持って動かすことがとても大事です。
ニュアンスの前に動かし方についてロシア人の先生にご教授いただきましょう。
まずはワガノワ先生から、第2ポジションから準備のポジションへの下ろし方について…
バレエの足ポジション2番のグラン・プリエでは、かかとは床についたままです。
これは、どのメソッドでも同じです。
両足間の広さはメソッドによって差がありますが、グラン・プリエではかかとは上がりません。
グラン・プリエでは、太ももが水平になるまで腰を下げないといけませんが、それができないからと、広い2番で行う人もいます。
メソッドによって、2番の広さは違います。
同じメソッドでも広さが固定されてないなんてこともあります。
なんと、ロシア・バレエ・メソッドで固定されていないんです!
ロシア・バレエ教授法を学んだとか、
ワガノワ・メソッドを学んだとか、
いろいろ発信しているバレエ教師がたくさんいらっしゃいます。
その学びは誰から授かったのでしょうか?
この「誰から」、という部分は実はすご〜く大事なんです。
最近の日本のバレエ・コンクールには、5歳から出られるものがあるそうです。
幼児にヴァリエーションを踊らせて何を審査したいのでしょうか?
仮に点数をつけないにしても、一人で舞台に上がる心理的なストレスが5歳児にとってどれほどのものか。
そこに生徒を出させるバレエ教師の目的は何でしょうか?
どんなにレベルダウンしたとしても、幼児がそのヴァリエーションに必要な運動を経験しているとは到底思えません。
オリジナルのレベルダウンならいいというわけでもありません。
オリジナルの持つ様式美を、幼児はまだ理解できません。
文部科学省が発表している「幼児期運動指針」をご存知でしょうか?
複数のロシア人バレエ教師にバレエを習った方なら少しは感じているかもしれない違和感。
「みなさん違うことを言っている……」
その違和感の正体は一体何なのでしょうか?
ロシア・バレエ・メソッド
この言葉を耳にして最初に受ける印象は何でしょうか?
もしかすると、
かもしれません。
意外と知られていないようですが、
ロシア・バレエ・メソッドは発展し続けています。
前回のブログでイタリアン・フェッテの考察を行いました。
よく知られているイタリアン・フェッテは両手が 高低差のある allongé で、動脚は écarté devant に出されたものではないでしょうか?
実はもう一つの行い方があるのです。
それは、
バレエを習った方ならきっと夢見るイタリアン・フェッテ。
きれいに且つ正確にできたらどんなに素晴らしいでしょう。
正確に動けるようになるには、正確な指導が必要です。
ところで、イタリアン・フェッテの正確な指導には5つの段階があることをご存知でしょうか?
日本国内で、毎週のようにバレエコンクールが開催されています。
審査員が何を見ているか、とても気になりますよね。
日本ではバレエ教授法を学んでいる教師が15%しかいませんので、日本人審査員が何を基準にしているか想像できません。
ですが、私が見てきたものはお伝えすることができます。
それは、