神奈川県にも緊急事態宣言が発令されてしまいました。
全世界で、コロナが蔓延しています。
でも日が昇らない日はない!
必ず終息します。
それまでしばらくの辛抱
さて、こんな状況だからこそ、体を動かして免疫力を高めないといけません。
でもバレエ教室には通えないし…。
どうしたものか。
神奈川県にも緊急事態宣言が発令されてしまいました。
全世界で、コロナが蔓延しています。
でも日が昇らない日はない!
必ず終息します。
それまでしばらくの辛抱
さて、こんな状況だからこそ、体を動かして免疫力を高めないといけません。
でもバレエ教室には通えないし…。
どうしたものか。
「●●が理解できればバレエの教育はそれほど難しいものではありません。 」
2018年12月にワガノワ・バレエ・アカデミーで行われた「ワガノワ・バレエ教師再教育プログラム」
このプログラムに参加した際に、ワガノワ・バレエ教授法最高責任者M.A.Gribanova 先生から伺った言葉です。
●に何が入ると思いますか?
バレエ教育に必要な一言が入ります。
ロシアの国立バレエ学校では、
生徒達はクラシックバレエの他に様々なレッスンを受講します。
ヒストリカルダンス、バレエ体操、デュエット、アクチョール、キャラクターダンスなど。
ヒストリカルダンスは、優雅な動きをマスターするためには必要不可欠なレッスンです。
日本では、馴染みがありませんね。
ロシアでは1年生(10歳前後)からクラシックと並行して学びます。
コンビネーションを組むのがとても上手な教師がいます。
ワガノワ・バレエ・アカデミーなら、
シトニコワ先生や、ディアナ・ヴィシニョーワを育てたコワリョーワ先生。
多彩な動きを生徒たちに提示するスペシャリストです。
ところで、このコンビネーションを組む能力はすべての教師に必要かというと、そうではありません。
昨年の年末にコンクールに出場する中学生のヴァリエーションを指導をする機会がありました。
自分が通うスタジオの指導では足りないと感じたのか、私の指導を仰いできたのです。
その生徒の動きには足りないものがあると感じました。
その中から3つご紹介します。
バレエ教授法では、
ターンアウトの仕方という課題が存在しません。
なぜなら、
ヴァリエーションを踊りたい大人リーナが増えています。
バレエに携わる者として、この現象は大変うれしいことです。
でも、ヴァリエーションを踊ろうとしても踊れない、という経験をしたことはありませんか?
提示されたアンシェヌマンの順番を覚えるのは、
生徒にとって当たり前のこと。
そして教師への礼儀である。
なんて、言葉を聞いたことがあるでしょうか?
本当にそうなのでしょうか?
バレエを学んだことのある方なら誰もが知っているあのアンシェヌマン。
そう、それは、
トンベ、パ・ドゥ・ブーレ、グリッサード、グラン・ジュテ
初心者でも知っているアンシェヌマンではないでしょうか?
「この動きをしないと踊った気がしない」
という方もいらっしゃるでしょう。
でも、そのアンシェヌマンだけで本当にいいの?
ピルエット1回転はテクニックとはみなされません。
バレエ教授法では2回転からテクニック、という明確な線引きがあります。
それもただ回れたら良いというものでもなく、
ある使い方ができるとテクニックとみなされる、という考え方があるからです。